商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784797672626 |
- 書籍
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ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。
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ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。
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商品レビュー
3.3
12件のお客様レビュー
出向でブルネイの大使館に勤務することになり、上司のパワハラのストレスを解消するために再開したバドミントンで現地のコミュニティに分け入り、とうとう王室の人脈にまで食い込んだ国家公務員の話。 執念と根性はすごいがご家族の立場になると複雑な気持ちになってしまう‥
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「こんな夢みたいなサクセスストーリーがあるのか!」 読んでいて思わず頬が緩んでしまった。 本書は、ブルネイの日本大使館に赴任した筆者が、国技であるバドミントンを通じて外交を行い、挙句の果てには王様と友達になってしまう物語だ。 外交であっても営業であっても、人脈は不可欠である。...
「こんな夢みたいなサクセスストーリーがあるのか!」 読んでいて思わず頬が緩んでしまった。 本書は、ブルネイの日本大使館に赴任した筆者が、国技であるバドミントンを通じて外交を行い、挙句の果てには王様と友達になってしまう物語だ。 外交であっても営業であっても、人脈は不可欠である。 しかし、どこにあるかもわからないマイナーな国家――しかも国民のほとんどがイスラム教徒――に飛ばされたとしたら、果たしてどうやって「人脈づくり」を行えばいいのだろうか? ブルネイでは、その手段が「バドミントン」であった。 この国のバドミントンにかける情熱は並大抵のものではない。七つ星ホテルの中にも、王宮の離れにも、田舎の村の公民館の中にも、どこであろうと「バドミントンコート」が鎮座している。 そこで筆者は、バドミントンでブルネイを攻略することにした。持ち前の積極性とバドミントンの腕を活かして、どんどんブルネイ政府の奥地に分け入っていく。最初は「ビジネス上のコネを作ってやろう」と考えていた筆者が、いつの間にか日本とブルネイをつなぐ架け橋になるべく、妻と子をほったらかしにして白い羽を追いかけていく。 これぞ究極の異文化コミュニケーションだ、そう感じずにはいられなかった。 異国の土地になじむ方法は、ひとえに、「その国をどういう形であれ愛する」ことに尽きるだろう。食文化、芸能、カルチャー、美術、歴史、バドミントン――その土地に脈々と根付いてきた営みを、お客様ではなく地元民として味わうことで、「外国人」から「その土地の者」にステップアップしていく。 筆者が外交に成功したのは、性格や気概以前に、「ブルネイを愛する気持ち」があったからである。基本となるのは「愛と交流」であり、それはどこの国であろうと変わることはない。
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在外公館の仕事がイメージできる本。 バトミントンを武器に、ロイヤルファミリー、大臣をはじめとしたブルネイの人との繋がり作りに奔走する日々。外交官の仕事ってなにはともあれ人脈作りなんだなあ…!! ブルネイはイスラム教で三重県くらいのサイズの国。私も実際に行ったときに、本当に特殊...
在外公館の仕事がイメージできる本。 バトミントンを武器に、ロイヤルファミリー、大臣をはじめとしたブルネイの人との繋がり作りに奔走する日々。外交官の仕事ってなにはともあれ人脈作りなんだなあ…!! ブルネイはイスラム教で三重県くらいのサイズの国。私も実際に行ったときに、本当に特殊な小さな国で、娯楽がない国だと感じた。日本の飲みの場のように、バトミントンが唯一のお遊びなんだろうなぁ。 作者の方の、ブルネイと、とことん付き合う姿勢が素晴らしいと感じた。当たり前のようで出来なさそう。 奥様と娘さんの苦労を考えると胸が痛むところもありました…きらびやかな駐在イメージを覆す在外公館のリアルを感じます
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