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NOヘイト! 出版の製造者責任を考える
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | トランスビュー |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784907239107 |
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NOヘイト! 出版の製造者責任を考える
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商品レビュー
4.4
8件のお客様レビュー
「ヘイト本」を放置できないと感じた出版社・書店の関係者たちによるシンポジウムの記録。講演会のテープ起こしがほとんどなので、内容はそれほど濃くはない。
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野間易通の発言、嫌韓嫌中本ブームは「15年くらいかけて築き上げたカルチャー」、このことをしっかり認識しなくてはならない。これだけの隆盛に至った「保守」のしたたかさを甘くみるべきではない。 まず何が倫理的か探ることはもちろん重要だ。でもそれだけでは結局仲間内で確認するだけで終わっ...
野間易通の発言、嫌韓嫌中本ブームは「15年くらいかけて築き上げたカルチャー」、このことをしっかり認識しなくてはならない。これだけの隆盛に至った「保守」のしたたかさを甘くみるべきではない。 まず何が倫理的か探ることはもちろん重要だ。でもそれだけでは結局仲間内で確認するだけで終わってしまう。次にすべきはどうやったら変えられるかを考えること。リベラルの人間は本当に苦手だ。「金儲け」という意味じゃなく、消費者にいかにウケて、商品を通じたコミュニケーションができるかという意味でもっとビジネス思考を持たねば。この本では、ほんの芽が出ただけだ。
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書店にあふれる「ヘイト本」。侮蔑的な暴言が躍る週刊誌の中吊り広告。これらの現状を憂う出版関係者が、あえて「製造者責任」を自らに問うた。編集したのは、さまざまな出版社の編集・営業・校閲、フリーの編集者やライター、書店員など約20名が集い、2014年に結成された会。 折しも「特...
書店にあふれる「ヘイト本」。侮蔑的な暴言が躍る週刊誌の中吊り広告。これらの現状を憂う出版関係者が、あえて「製造者責任」を自らに問うた。編集したのは、さまざまな出版社の編集・営業・校閲、フリーの編集者やライター、書店員など約20名が集い、2014年に結成された会。 折しも「特定宗教への冒涜」か「表現の自由」かが問われる情勢。会の趣旨文には、「出版を生業とする私たち自身が、ヘイト出版に異議を唱える上では葛藤もあります。しかし、だからこそ、『自分は加担しない』という個々人の表明に期待します。……『私たちの愛する書店という空間を、憎しみの言葉で溢れさせたくない』私たちはそう表明し、本を愛する多くの方々とともに、この問題と向き合いたいと願います」とある。 「思考停止しないための一冊」として読みたい。(松ちゃん)
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