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陰陽師 螢火ノ巻
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2014/11/17 |
| JAN | 9784163901596 |
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陰陽師 螢火ノ巻
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商品レビュー
3.9
35件のお客様レビュー
やっぱりこのシリーズ好きなんだよなぁ。 今回は蘆屋道満のお話多めですが、だんだん道満の優しさが滲み出る作品が増えてきて、すっかりいい人キャラになってきましたね。 今回のベストは「花の下に立つ女」。 めちゃ短い物語なのに、沁みる作品です。 毎度ながら風景描写に風情があり、「度...
やっぱりこのシリーズ好きなんだよなぁ。 今回は蘆屋道満のお話多めですが、だんだん道満の優しさが滲み出る作品が増えてきて、すっかりいい人キャラになってきましたね。 今回のベストは「花の下に立つ女」。 めちゃ短い物語なのに、沁みる作品です。 毎度ながら風景描写に風情があり、「度南国往来」の冒頭で. すでに秋は終わっていた。かといって、まだ、冬が始まっているわけでもない。秋と冬との間に、ほんの三日か、四日ほどある、透明な一日。 っていうところが、あぁ、素敵な表現だなぁと思ってしまいました。 どの作品も優しさに満ち溢れた和製ファンタジーです。オススメ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編集のシリーズ第十二弾。 長編もいれると十四タイトル目。 ・双子針 ・仰ぎ中納言 ・山神の贄 ・筏往生 ・度南国往来 ・むばら目中納言 ・花の下に立つ女 ・屏風道士 ・産養の磐 蘆屋道満の存在感が強い巻。 「闇は我が褥(しとね)、地獄の獄卒は我が同胞(はらから)よ」 カッコイイな~。言ってみたいわ。 「花の下に立つ女」もいい。 わずか10ページのなんてことのない話なんだが、最近こういう話の方が心に沁みる。 話はこう。完全ネタバレですよ。 あるとき、博雅が笛を吹いていると一本の桜の樹の下に女が現れるようになった。 次の日も、その次の日も博雅が笛を吹くとその桜の樹の下に女は現れる。 声を掛けようとするといつの間にか消えてしまう。 ある晩、現れた女は悲しそうに泣いていた。博雅は問いかけるが、女は桜の花びらが舞う中で消えてしまう。 博雅は気になって晴明に相談するも、その桜の樹は切られてしまっていた。 落胆する博雅に、晴明は切られた桜の樹の枝を一本差し出し、庭に植えるように勧める。 やがて博雅の庭に桜の樹が根付き、花を咲かせた。 喜んだ博雅が木を愛でて笛を吹くとそこに女童(めのわらわ)が立った。博雅を見つめ、小さく頭を下げて微笑したのであった。 ああ、いいなぁ。 こんなふうに命は、命のようなものは続いていくんだな、という気持ちになる。 妖も呪術も闇もない優しい世界。 こんな話もたまにはいい。 さあ、次も読もう。
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面白い スルスルと読める 伊那谷にたどり着いた 都の男に騙された 妊娠している女の話が面白い 懐かしい伊那谷 山深い風景が思い出させる いつの時代も男女の恋愛は 同じ 本当にいい人に出会うのは 難しい 都に行った男の忘れない いつでも頼ってほしいに惹かされ 妊娠した女は 父...
面白い スルスルと読める 伊那谷にたどり着いた 都の男に騙された 妊娠している女の話が面白い 懐かしい伊那谷 山深い風景が思い出させる いつの時代も男女の恋愛は 同じ 本当にいい人に出会うのは 難しい 都に行った男の忘れない いつでも頼ってほしいに惹かされ 妊娠した女は 父親の助言を聞かす 都を目指す しかし途中で道に迷い蘆屋道満に 助けられ 父親のもとに帰ることにする 今の時代にも当てはまる ストーリー
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