商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2014/11/12 |
JAN | 9784334768300 |
- 書籍
- 文庫
あたたかい水の出るところ
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あたたかい水の出るところ
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商品レビュー
3.6
16件のお客様レビュー
木地雅映子さんの作品は現実世界の中から突然跳躍して別の世界へ飛ばされたようなインパクトを受ける作品が多い気がします。 「氷の海のガレオン/オルタ」を読んだときも似たような感覚を覚えたのですが、この作品を読んでより強く感じました。 主人公の人格の中に影があり、その影の中には木地雅映...
木地雅映子さんの作品は現実世界の中から突然跳躍して別の世界へ飛ばされたようなインパクトを受ける作品が多い気がします。 「氷の海のガレオン/オルタ」を読んだときも似たような感覚を覚えたのですが、この作品を読んでより強く感じました。 主人公の人格の中に影があり、その影の中には木地雅映子さんの人格が宿っていて、突然物語にその影が登場し読者へ問いかけてくる、そんな印象を受けます。 読書をしてて中々味わえないような独特な世界観が気になる方に是非おすすめする一冊です。
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- ネタバレ
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ぼんやりした女の子のまったり温泉ストーリーかと思ったら怒涛の展開。家庭環境がめちゃくちゃ。そんな環境だから柚子は事を荒げない為に、おバカを無意識に演じていた。辛い現実を突きつけられて、読み手も苦しんだところで幽体離脱…?現実離れしているのに突っかからずに読める、とにかく不思議な話だった。福一との展開もありがちだけど、結局こういうのが1番グッとくる。
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