商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784094061017 |
- 書籍
- 文庫
復興の書店
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・多くの人にとっては意味のない一冊の本でも、ある人にとっては宝石のように大きな価値を持つ。石巻のような地方の町では尚更、本はそのような存在だった。 ・たとえ読むことはなくても、本棚を見ればいつもそこにあった愛着のある本だったのかもしれない。 ・本は私たちに力を与え続けてくれています。目に見えて役に立つ、即効性と実用性の高いものだけではありません。心にそっと明かりを灯し、静かに寄り添い、ぎゅっと手を握り背中を押してくれる、そんな本とじっくり長くつきあっていくのもいいですよね。 本も店も流された人達が復興していく話。 本には不思議な力があるなとつくづく思い知らされた。これからも本屋さんを大切にしたい。 本の力、言葉の力は素晴らしい。
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これは「本屋の話であるけれど、本屋だけの話ではない」「被災地の話であるけれど、被災地だけの話ではない」と感じます。 「自分が、何故そこに居るのか?」を本屋や被災地を通して問いかけてくれるお話し。 未曾有の災害を被ったとき、最初に必要なのは確かに衣食住のインフラを再構築することでし...
これは「本屋の話であるけれど、本屋だけの話ではない」「被災地の話であるけれど、被災地だけの話ではない」と感じます。 「自分が、何故そこに居るのか?」を本屋や被災地を通して問いかけてくれるお話し。 未曾有の災害を被ったとき、最初に必要なのは確かに衣食住のインフラを再構築することでしょう。 でも、人はそれで生きていける訳ではない。 本書で印象的だった言葉は「親たちは、子供達の笑顔を必要としている」 そう、人が生きる勇気を、前を向く希望を感じるのは、そんな「心を満たされる瞬間を得るため」だと、本書は語り掛けてくれます。 そして自分と重ね合わせ、自分が満たされるモノは何だろう。自分が必要としている事はなんだろう。 と気づくことができるのだと思います。 本好きの方にはもちろんですが、「生きる勇気」を与えてくれる素敵な本だと思います。
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被災してほんの少ししか経たない間に、人々は本を必要と感じるとは意外でした。 しかし「たった一人の世界に入って心を充電するためのツール」として本を求めたのではないかという文を読んで、そうか、なるほどと思いました。 本が心を充電するためのツールだというのは、平時の自分にも当てはま...
被災してほんの少ししか経たない間に、人々は本を必要と感じるとは意外でした。 しかし「たった一人の世界に入って心を充電するためのツール」として本を求めたのではないかという文を読んで、そうか、なるほどと思いました。 本が心を充電するためのツールだというのは、平時の自分にも当てはまることではないか。本の役割の重要性を身に染みて感じました。
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