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神馬 京都・西陣の酒場日乗
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神馬 京都・西陣の酒場日乗

上野敏彦(著者)

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神馬 京都・西陣の酒場日乗

2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新宿書房
発売年月日 2014/10/30
JAN 9784880084503

神馬 京都・西陣の酒場日乗

¥2,640

商品レビュー

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2017/07/29

京都・西陣の名居酒屋の話かと思えば、さにあらず映画や西陣織、千本中立売のにぎわいなど、多様な京都の魅力を語っている。店主の酒谷芳男さんと息子の直孝さんの作る料理は、ハモやふぐ、マツバガニのほか、おでんなども充実。数種類の清酒をブレンドして造る熱燗も名物だ。 梅棹忠夫の実家も向かい...

京都・西陣の名居酒屋の話かと思えば、さにあらず映画や西陣織、千本中立売のにぎわいなど、多様な京都の魅力を語っている。店主の酒谷芳男さんと息子の直孝さんの作る料理は、ハモやふぐ、マツバガニのほか、おでんなども充実。数種類の清酒をブレンドして造る熱燗も名物だ。 梅棹忠夫の実家も向かいにあったらしい。この辺を舞台にした水上勉の「五番町夕霧楼」も読んでみたい。 等持院は映画撮影で有名だった。尾上松之助もこの寺に眠る。北野下のラーメン店「誠養軒」、直孝さんが修行した祇園の割烹「いな梅」(現在は「今」)、城陽の「八百忠別館」、四条木屋町の「うすい」西陣織の巨匠山口伊太郎の五女が営む、スッポンの「大市」などなど。いずれも行ってみたい。

Posted by ブクログ

2014/11/02

居酒屋も本になる時代なのだ。井波律子氏がカバーそでに文を寄せている。井波氏が西陣育ちとは知らなかった。中国文学の本の読者であったけれど、そういえばエッセーなどは読むことはなかった。 神馬という西陣の居酒屋を横浜育ちの上野敏彦氏が書くという点が気になったが、太田和彦氏が酒友という...

居酒屋も本になる時代なのだ。井波律子氏がカバーそでに文を寄せている。井波氏が西陣育ちとは知らなかった。中国文学の本の読者であったけれど、そういえばエッセーなどは読むことはなかった。 神馬という西陣の居酒屋を横浜育ちの上野敏彦氏が書くという点が気になったが、太田和彦氏が酒友ということなので納得。やはり他所さんが書かんと本にならん。 最近は行ってないけど、世代交代は、太田氏の本より進んでいる。知った顔が見えなくなるのは寂しい。熱燗に河豚が恋しくなるこの季節に訪れたいものだ。

Posted by ブクログ

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