商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2014/10/01 |
JAN | 9784103910022 |
- 書籍
- 書籍
みなそこ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
みなそこ
¥1,650
在庫なし
商品レビュー
2.9
35件のお客様レビュー
不思議な話やった。 しかし、さわさん…人としてどーよ。。 全くわからん人物やった。 ともくんも嫌な人だな。 登場人物で好きな人が居なかったから余計に不思議な話感が強くなった。 しかし、高知の方言は好き。
Posted by
盛り上がりに欠けたまま読み終わってしまったな。 ピアニストになれなかった佐和子は、ラストで、りょうとの数日間の恋や自分の学生時代の孤独などを曲にすること(作曲)を決意している。 中学生の男の子の青春や恋心を踏み台にして作曲という芸術の足がかりにしようとする佐和子の強かさは、女郎蜘...
盛り上がりに欠けたまま読み終わってしまったな。 ピアニストになれなかった佐和子は、ラストで、りょうとの数日間の恋や自分の学生時代の孤独などを曲にすること(作曲)を決意している。 中学生の男の子の青春や恋心を踏み台にして作曲という芸術の足がかりにしようとする佐和子の強かさは、女郎蜘蛛が共食いや他の虫を捕食して肥えていく様を想像させた。 私が中学生のときを思い起こせば、友達の親、まして結婚してる大人を恋愛対象に見て惹かれることは全くなかった。 佐和子もそういう子どもだっただろう。 だから、「誰々のおんちゃん」「誰々のおばちゃん」としか、地域の年長者を捉えていない。 それと比べると、母の同級生である佐和子を好きになるりょう(中学生)の気持ちがよくわからなかった。 佐和子は、りょうはお腹の中にいた時からわたしのことを…みたいに妄想してたけど、うーん、それはないかな。 私のなかの結論は、りょうはとても魔性な存在であるということ。それは悪い意味ではなくて、理性や理屈を超えて抗えない魅力を備えた少年…。 ちょうど、萩尾望都のポーの一族を同時進行で読んでたので、そんなふうに思ったのかもしれないけど(笑)。 盛り上がりに欠けたまま終わってしまったお話でしたが、佐和子がピアノの先生に会いに行くところは良かった。 ピアノの先生が佐和子に謝るところ。 私も、大人になってから再会した先生に謝られたことがあります。あなたの受験が失敗したことに責任を感じてるって…。 当の私(生徒)は、そんなこと考えてもいないのに。先生っていうのはそんなことまで考えるのか…とびっくりして、人生の中の印象深い出来事のひとつ。 私は、今となっては受験失敗して良かったと思ってる、あの時失敗してなければ、私はその後努力することはきっとなかったと思うから。と、本心で思っていて、そう先生に伝えたけど…。 ピアニストになれなかった心の傷を引きずり続ける佐和子の心に、先生の言葉はどう聞こえたのだろう?
Posted by
ピアニストを目指し田舎から都会へ出た女性が夢叶わず。一人の男性と出会い娘もでき幸せな生活を送っているはずなのに、何故か充足感がない日々。年に一度にの里帰りで親友の息子13歳と一夏の恋に落ちる。有りそうな無さそうなお話し。
Posted by