商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/10/01 |
JAN | 9784163901510 |
- 書籍
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哲学散歩
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哲学散歩
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
哲学者木田元の最後の本でした。散歩する老哲学者に誘われてソクラテス、デカルト、ハイデガー・・・、の素顔を垣間見る、そんな本でした。あれこれは「ゴジラ老人シマクマ君の日々」に書きました。覗いていただければ嬉しい(笑) https://plaza.rakuten.co.jp/si...
哲学者木田元の最後の本でした。散歩する老哲学者に誘われてソクラテス、デカルト、ハイデガー・・・、の素顔を垣間見る、そんな本でした。あれこれは「ゴジラ老人シマクマ君の日々」に書きました。覗いていただければ嬉しい(笑) https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202302200000/
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プラトンからデカルト、カント、ハイデガーそしてレーヴィットまで、名だたる哲学者たちにまつわるエピソードをエッセイ形式でまとめた短編集。著者の木田元さん自身がハイデガーを専門にされていたこともあり、ハイデガーと他の哲学者の交流や関係性を記した章が多数あって、とても興味深かった。 ...
プラトンからデカルト、カント、ハイデガーそしてレーヴィットまで、名だたる哲学者たちにまつわるエピソードをエッセイ形式でまとめた短編集。著者の木田元さん自身がハイデガーを専門にされていたこともあり、ハイデガーと他の哲学者の交流や関係性を記した章が多数あって、とても興味深かった。 木田元さんは、ハイデガー『存在と時間』を読むために哲学を学ぶことを決めたという。東北大学大学院の哲学科に入学し、半年間でドイツ語を詰め込み、そこから『存在と時間』原典を読み始めて半年で読破したそう。しかし読み終わって、あまりの難しさに「これで論文は書けない」と判断。理解を深めるためにヘーゲル、カント、フッサール、メルロ・ポンティなど数々の哲学者の本を読み、研究したという。ハイデガーを読むそのためだけに、実に凄まじいエネルギーである。 わたしも大学で卒論を『存在と時間』について書いた。わからないわからないと喚き嘆きながらひたすら『存在と時間』とそれにまつわる本を読むので精一杯で、他の哲学者に手を出そうとはしなかった。そんな勇気も余裕もなかった。だから、あのまま大学院に行きたかったと10年以上経った今になってときどき思うけれど、わたし程度の熱意で大学院に行っていたら、それはそれは辛く厳しい院生活になっていたに違いないと、木田元さんは哲学に向けた圧倒的な熱意を知って思った。恐れ入りました。 大学の頃に買った『反哲学入門』も、これを機に久しぶりにまた読んでみようと思う。
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名だたる哲学者の人間関係を著者の思いでと共に書いているエッセイ。 気楽に読めた。 特に途中に書いてある紀元前から伝わる本の件はおもしろかった。 プラトン、アリストテレス、聖書に至るまで耐久性のない紙、また、多言語のため幾度となく書き写された物が今に残っているという不思議。
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