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蟹工船 現代語訳名作シリーズ3
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蟹工船 現代語訳名作シリーズ3

小林多喜二(著者), 渡辺文幸(訳者)

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蟹工船 現代語訳名作シリーズ3

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 理論社
発売年月日 2014/10/20
JAN 9784652200650

商品レビュー

4.3

7件のお客様レビュー

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2025/03/12

現在のブラック企業、パワハラ問題など労働状況にも通じる部分があり、ある種で普遍的なテーマを扱っている作品のように思う 古典的な作品であるものの今なお評価される理由もそういうテーマ性から出ているという事がわかる 一方で作中にも記載があった『赤化』を勧める部分を槍玉に挙げる人間も少な...

現在のブラック企業、パワハラ問題など労働状況にも通じる部分があり、ある種で普遍的なテーマを扱っている作品のように思う 古典的な作品であるものの今なお評価される理由もそういうテーマ性から出ているという事がわかる 一方で作中にも記載があった『赤化』を勧める部分を槍玉に挙げる人間も少なくはないが、基本的には労働者側の目線に立って描写された小説で共産主義の基本的な理念である資産分配や革命推進まで進んでいる描写までは記載していない 故にこの小説はあくまで当時の社会問題を描き出した現在の社会派小説として機能した小説だと自分は考える また思っていた以上に残酷で暴力的な描写も目立つ為、タイトルを学校教育で知る事となる小・中学生には少々刺激的な作品であるとと思われる。 しかしその刺激的な描写があってこそ蟹漁を勤しむ労働者の過酷な労働状況が鮮明に描かれているとも言える

Posted by ブクログ

2024/01/11

スラよみ!シリーズ3 名作を分かり易く現代語訳 冒頭から印象深い描写に溢れていた。 志賀直哉から学んだというリアリズムを全面に押し出していて面白い。 擬態語と擬声語、比喩が効果的に使われていて自分もプロレタリアの一部になったようだった。 現代では、非正規雇用者が増えている(=...

スラよみ!シリーズ3 名作を分かり易く現代語訳 冒頭から印象深い描写に溢れていた。 志賀直哉から学んだというリアリズムを全面に押し出していて面白い。 擬態語と擬声語、比喩が効果的に使われていて自分もプロレタリアの一部になったようだった。 現代では、非正規雇用者が増えている(=十分な保証がされていない人)が増えているため、物語、引いては小林多喜二が生きた時代と少しでも重なる部分があるのかもしれない。と思った。 原文で蟹工船を読んでみたい。 今年の3月までに読む!!

Posted by ブクログ

2023/01/04

元の文章もそれほど現代文と変わるところがない近代の小説だが、それでも「現代語訳」されるだけで原文にあったどぎつさが大分薄められた気がする。 好みによるが私はその薄さのおかげで読みやすくなり、物語の全体に目配りしたり、細かな描写に気づくことができるようになった。 巻末の解説も簡潔に...

元の文章もそれほど現代文と変わるところがない近代の小説だが、それでも「現代語訳」されるだけで原文にあったどぎつさが大分薄められた気がする。 好みによるが私はその薄さのおかげで読みやすくなり、物語の全体に目配りしたり、細かな描写に気づくことができるようになった。 巻末の解説も簡潔に小林多喜二の生涯と要点が掴まれていて、いきなり青空文庫へ突撃するよりこれぐらいやさしく噛み砕いてある物の方が飲み込みやすいと思った。プロレタリア文学は往々にして内容が重たいので。

Posted by ブクログ