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シャム双子の秘密 角川文庫
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シャム双子の秘密 角川文庫

エラリー・クイーン(著者), 越前敏弥(訳者), 北田絵里子(訳者)

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シャム双子の秘密 角川文庫

990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784041014554

シャム双子の秘密

¥990

商品レビュー

3.9

23件のお客様レビュー

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2026/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

■個人的な傑作 国名シリーズを順々に読んできた中で、今のところ一番面白い個人的な傑作! ①ストーリー そもそもストーリー自体が非常に面白い。 これまでのパズル最重視型でも面白いは面白いが、今作はパズルとサスペンスが混ぜられることで、ストーリー的にもパズル的にも面白くなっている。 パズル型の本格は、結局解法が理屈的に納得できるものであるか、という点に重きが置かれてしまうが、自分はストーリーやキャラクター、世界観、そしてパズルなどを含め、総合的に全体として面白いかどうかを判断するタイプのため、その点本作はぶっ刺さった。 「窃盗癖」については解法として微妙だと思うが、それ以上に全体として面白かったので大して気にならなくなっている。 ②クローズドサークル この設定が、やっぱり大好き。 クローズドサークルにすることで、「外部犯の可能性は一切ありません」「科学捜査持ち込めません」「手紙だの電話だのといった怪しげな要素が入ってきません」という、自ら制限を設けていく感じが非常に好き。 「外部犯もあるかもしれない」「事故か自殺かもしれない」「意味深な手紙が届いた」「誰かと連絡を取っていた」といった、「情報を広げることで読者的に要素が増えて惑わされる」という手段が一切なく、キッパリはっきりシンプルに、「手がかりはこれです。さて、誰でしょう」というこの作りは、いつの時代の作品であってもやっぱり好み。 ③回り回って、最初の自白が正しかった 「最初に自白したが、まだページ数あるし、誰かを庇ったパターンやな」というテンプレートに、まんまと引っかかった。 というより、回り回って最終的に辿り着いた答が、「あ、え、確かに!最初に自白してたやん!」となる、という、その作り自体が非常に上手いと思った。 同時に、探偵役のエラリーの推理があってこそ、ゼイヴィア夫人やマークの行動に影響が及ぶ、という作りは、なるほどよくできているなと思った。 完全無欠の超人探偵も別に嫌いではないが、個人的にはそれこそアントニイ・バークリーの生み出したロジャー・シェリンガムのような探偵の方が好きなので。 ④ダイイングメッセージ ダイイングメッセージを扱いながら、結局、ダイイングメッセージなど存在しなかった、というオチが素晴らしい。 「だって、今まさに死のうとしている人がそんな複雑なメッセージを残すわけないやん」っていう。 特に海外作品において、ダイイングメッセージや暗号ものはその時点で読む気が削がれる。というのも、「いくら考えても英語や海外の文化がわからん日本人じゃ解けねーよ」というパターンが無数にあり、「考えるだけ無駄だった」ということが多いため。 しかし本作はダイイングメッセージを扱い、終始その意味について考察がなされながらも、結局最終的には「ダイイングメッセージなどありませんでした」という作りで、このアンチダイイングメッセージ的な先入観を破壊する作りが非常に好みだった。

Posted by ブクログ

2026/01/04

久しぶりのエラリークイーン。 これは未読でした。 ダイイングメッセージの謎の中ではかなり上出来だと思います。 およそ100年前の作品とは思えない。 登場人物も少なく、読みやすく犯人も予想外でした。

Posted by ブクログ

2025/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新訳は読みやすくなって良いですね。山火事に追われてたどり着いた山荘で巻き込まれる殺人事件。ヴェリーやプラウティのような警察のレギュラー陣もジューナも登場しないのは寂しいな。援護が少ないからか今回はエラリーの推理もハズレていく。途中で容疑者たちが我慢できなくなるんじゃないかって思ってしまう。ダイイングメッセージについてはやはり難しいですね。あまり好きではないかな。クイーン警視が銃で容疑者を撃つのは意外な展開。色々時代の背景とかがあるのかな。

Posted by ブクログ

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