![黒い瞳のブロンド ハヤカワ・ミステリ1888](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001723/0017239512LL.jpg)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2014/10/10 |
JAN | 9784150018887 |
- 書籍
- 新書
黒い瞳のブロンド
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
黒い瞳のブロンド
¥2,090
在庫あり
商品レビュー
3.7
10件のお客様レビュー
フィリップ・マーロウ主人公の探偵もの。遺族公認の「ロング・グッドバイ」の続編と謳ってるが、単体としても充分楽しめた。「ロング・グッドバイ」は村上春樹氏訳で読んだので比較はできないが、今作のマーロウはそんなにタフでもなくウエットな感じがした。終わり方に工夫が欲しかった。
Posted by
オリジナルと比べると、弱みをさらけ出す人間的なマーロウという気がする。オリジナルがヒーロー過ぎるので、このくらいが人間らしくていいとも言えるか。チャンドラーのファンからは散々なロバート・アルトマン版の「ロング・グッドバイ」と同様に、マーロウ云々を気にせず、クラシックなハードボイル...
オリジナルと比べると、弱みをさらけ出す人間的なマーロウという気がする。オリジナルがヒーロー過ぎるので、このくらいが人間らしくていいとも言えるか。チャンドラーのファンからは散々なロバート・アルトマン版の「ロング・グッドバイ」と同様に、マーロウ云々を気にせず、クラシックなハードボイルド探偵ものだと思うとなかなか愉しい。個人的にこういうのが好きなんだと再認識した。
Posted by
レイモンド・チャンドラーの生んだ私立探偵フィリップ・マーロウは、多くのミステリー作家に愛されている。本書も「長いお別れ」の続編として書かれた。 マーロウファンとしては読むしかない。 マーロウの元に、黒い瞳でブロンドの美女、クレア・キャベンディッシュが仕事の依頼に訪れた。 愛人だ...
レイモンド・チャンドラーの生んだ私立探偵フィリップ・マーロウは、多くのミステリー作家に愛されている。本書も「長いお別れ」の続編として書かれた。 マーロウファンとしては読むしかない。 マーロウの元に、黒い瞳でブロンドの美女、クレア・キャベンディッシュが仕事の依頼に訪れた。 愛人だったニコ・ピーターソンを探して欲しいという。 ニコは既に死んでいることがすぐに分かったが、クレアは最近ニコの姿を見たという。 釈然としない思いを抱きながらも、クレアに惹かれるマーロウは調査を続ける。 「長いお別れ」のネタバレ有り。この話には初めすんなりと入っていけなかった。 なかなか動かないプロットはともかく、皮肉っぽい独白といい、くどくどした文体といい、今一つマーロウのイメージにそぐわない印象だった。 終盤の展開は楽しめたのだけど。
Posted by