商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/10/01 |
JAN | 9784062779357 |
- 書籍
- 文庫
サウスバウンド
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サウスバウンド
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商品レビュー
3.9
36件のお客様レビュー
やめられない止まらない。小中学生の悩みをこんなリアルに描いて追体験できる作品って他にない。いや、こんな特殊な環境の小学生早々いないだろうけどさ。とにかく読んでてこっちの感情が引きずられるくらい引き込まれる。後味もいい。
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前半は気持ちが沈み込むような重い展開だったけれど、西表島へ移住してからのストーリーは、どこか筒井康隆さんを彷彿とさせるドタバタの連続で、常識外れだった父親のキャラが際立って活きてくる。 ラストシーンには新たな夢が込められていて、暗い読み出しと違って温かい気持ちで読み終えることが出...
前半は気持ちが沈み込むような重い展開だったけれど、西表島へ移住してからのストーリーは、どこか筒井康隆さんを彷彿とさせるドタバタの連続で、常識外れだった父親のキャラが際立って活きてくる。 ラストシーンには新たな夢が込められていて、暗い読み出しと違って温かい気持ちで読み終えることが出来た。(*^_^*)v
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家族の絆を描いた傑作長編というと心温まるほっこりストーリーかと思うが、読んでみるとかなり特殊な家族だった。元過激派の父には最初反発しか覚えなかったが、西表島に移住してからはどんどん格好良く見えてきて不思議な気持ちに。子どもたちを力ずくで自分の思想に染めようとしないところが良い。...
家族の絆を描いた傑作長編というと心温まるほっこりストーリーかと思うが、読んでみるとかなり特殊な家族だった。元過激派の父には最初反発しか覚えなかったが、西表島に移住してからはどんどん格好良く見えてきて不思議な気持ちに。子どもたちを力ずくで自分の思想に染めようとしないところが良い。こんな父親が良いかと言われると首を傾げるが、実際に父親だったなら誇りに思えるお父さんだっただろう。自分の非を手紙で認めた南先生も、移住後に吹っ切れたかのような母と姉も魅力的な人物でいっぱいだった。
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