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姫君よ、殺戮の海を渡れ 幻冬舎文庫
924円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2014/10/01 |
JAN | 9784344422599 |
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姫君よ、殺戮の海を渡れ
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姫君よ、殺戮の海を渡れ
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商品レビュー
3.6
13件のお客様レビュー
群馬県の川でイルカを見たという妹を連れてイルカ探しに来た高校生の兄の語りで後半こんな話になるなんて。 このジャンルが変わるやり方は好き。 2023/4/19読了。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
キャンプから帰ってきた妹が、キャンプでイルカを見たと言う。行われたのは、群馬。 当然誰も信じないなか、兄の敦士は友人と妹とともに群馬へ向かう。 前半は、ややテンポ遅めのイルカ捜し。だが、少しずつ絡み合ってくる関係性が微笑ましかったり痛いたしかったりで、十分に楽しめる。妹に干渉しまくる主人公の拗らせまくり内面描写は、著者の本領発揮といったところ。(感情移入はしにくいが) ......だが、もちろんただのイルカ捜しでは終わらない。捜し終わった後から、物語は一気に加速する。 自分の想いを見定められず、自分を好いてくれた彼女を傷つけた先にあった未来。 それは、妹を庇い、狂人となった彼女の看護だった。 "どこかで歯車が狂った" そんな表現が、本書の展開にはピッタリくる。 そして、読者にとどめを刺すあのラスト。全く予想しておらず、相当な衝撃だった。 彼女は、彼女なのか。 それでも愛し続ける敦士の姿は、どこか狂気めいたものすら感じさせる。 読後、タイトルの真の美しさ、怖ろしさが心に迫る。
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ネタバレあり。 イルカ探しをする子供達、というファンタジーな話から始まる。 違う土地から来た主人公に恋をした、現地群馬の民宿の娘。悲しい事故にあい、脳移植の被験者になる、という現実味のある話しになるのだが… 実はイルカの脳が移植されていた、というトンデモ展開。 移植されて...
ネタバレあり。 イルカ探しをする子供達、というファンタジーな話から始まる。 違う土地から来た主人公に恋をした、現地群馬の民宿の娘。悲しい事故にあい、脳移植の被験者になる、という現実味のある話しになるのだが… 実はイルカの脳が移植されていた、というトンデモ展開。 移植されてからの女の子の描写がなんとも気持ち悪いというか…奇声を発したり、指を噛みちぎったりと暴力的。 主人公への恋心のあるイルカの脳を持った奇声を上げる女の子…その二人の恋?? なんとも気味の悪い設定で、スッキリしたとは言えない読後感でした。。。
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