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パレートの誤算
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パレートの誤算

柚月裕子(著者)

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パレートの誤算

1,727

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784396634490

パレートの誤算

¥1,727

商品レビュー

3.7

89件のお客様レビュー

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2025/10/05

生活保護を取り扱ったミステリーは読んでいて重い題材でした。元気で何歳になっても働いて生活費を得ることが出来ることは、決して当たり前ではなく有難いことだと感じました。収入が絶たれた時助けてくれる制度がある国でよかった。そんな中で起きた殺人事件。裏に暴力団が裏で手を引き、役所の上司や...

生活保護を取り扱ったミステリーは読んでいて重い題材でした。元気で何歳になっても働いて生活費を得ることが出来ることは、決して当たり前ではなく有難いことだと感じました。収入が絶たれた時助けてくれる制度がある国でよかった。そんな中で起きた殺人事件。裏に暴力団が裏で手を引き、役所の上司や医者まで関わり真相を掴む為に身の安全が侵される状況になりながら立ち向かう二人の福祉課の職員の奮闘ぶりに引き込まれました。良い制度を守るための二人に感服しました。

Posted by ブクログ

2025/08/18

ぐいぐい引き込まれる話の流れ、さすがです。 犯人がこの人怪しいな、と思ってた人物ではなくてよかった…。 生活保護っていいイメージなかったけど、見方が変わった。 弱者につけ込むヤクザたち、ほんと、恐ろしい…。

Posted by ブクログ

2025/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私が今までに読んだ柚月さんの作品で、佐方シリーズ以外では一番よかったです。 一見単純な事件の裏の複雑な事情。 百匹の蟻がいれば、ある一定数の蜂はよく働き、ある一定数の蜂はまったく働かないという「働き蜂の法則」と、ある事象の二割が、全体の八割を担っているという「パレートの法則」 そして、「パレートの誤算」というタイトルの寄稿文に心を打たれた。 「社会からすれば、自分の力で生きられない(生活保護を受けている)わたしたちは、怠け蟻にしか見えないかもしれない。だが、働かないとされる蟻だって、一匹一匹が懸命に生きているのだ。わたしたちも、それぞれが事情を抱え、社会の助けを借りながら自立に向かって頑張っている。  社会的弱者と呼ばれているわたしたちが努力して自立できれば、最終的に働かない個体数は限りなくゼロになるのではないか。そうなれば、働かない蟻を排除し、働く蟻の集団を作っても、働かない蟻が必ず一定数生まれるというこの法則は成り立たなくなる。  人間は、法則や数式で成り立っているものではない。  わたしたちひとりひとりが努力して自立し、法則に基づいた社会ではなく、すべての人がひとりの人間として見てもらえる社会を実現したい。」 山川の言葉、無念を思うと辛いですが、思いは後輩に受け継がれていくはず。 若林警部補が聡美や小野寺を勧誘するやり取りも、軽快で面白かったです。

Posted by ブクログ