商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2014/10/01 |
JAN | 9784101183183 |
- 書籍
- 文庫
知ろうとすること。
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知ろうとすること。
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商品レビュー
4.3
210件のお客様レビュー
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月まで3キロの参考文献に出ていた本 全く知らずに借りていた 2016年の文庫オリジナル 1952年生まれの早野は肺がん手術(旧式CT)で210ミリシーベルトの放射線を浴びている 人の目安は年間1ミリシーベルト(大雑把に5万ベクレル) 1973年、東京都心で大規模フォールアウト(放射性降下物)、中国の水爆実験より福島は軽微 データがあるとすぐグラフにしたがる習性 東大工学部、4月開校を1ヶ月おくらせたワケ 内部被曝の給食調査、最初は早野のポケットマネー 裏山のキノコや熊肉を食べている人はセシウム増加、やめてもらうと下がる 1時間ごとの放射線記録計、これも最初はポケットマネー。読み出すソフトも作ってもらう 二階で寝ていて屋根の除染が不十分だと数値が上がる インドのケララやイランのラムサールは自然放射線量が高い ヨウ素は半減期8日、直後に計らないとでない セシウム134は半減期2年、137は30年 甲状腺がんは放置してもまず問題ない。見つかると生命保険加入などでややこしい事になる 他地域で子供の全数調査は難しい ベビースキャンのデザイン工夫、母親とのコミュニケーションツールに
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原発の後の話。 対談で、原発の後について、何を発信して 何を信じたのか。 あんな事あった、こんなニュースあった、と 当時を振り返れます。 原発の数字はどこまで信じられたのか どうなっていたのか。 いつか、これが資料として使われないのを 祈るばかりです。
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震災当時、小学生だったので原子力発電所が大変なことになっているということくらいしか知らないまま大人になってしまいましたが、今になってでもどういう研究が行われていたのか知ることができて良かったです。 放射線の実験をする研究室で、高い反応が出たから機械に異常がないか探したら外から放射線が持ち込まれていたという話、興味深かったです。 目に見えないので、あっても気づかないし、無くてもあるのではないかと不安になることがある。 そういう伝えづらいものに対して、しっかり検査してデータとして真実を伝えてくれた人がいたということの有り難さをとても感じました。 声を大きく上げる人は信用できないという話もたしかにと思いました。慌ててしまう時にこそ冷静に判断していきたい。
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