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恋愛及び色情 角川ソフィア文庫
924円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2014/09/25 |
| JAN | 9784044094720 |
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恋愛及び色情
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恋愛及び色情
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
平野啓一郎が書いていたからだと思うが、谷崎の「恋愛及び色情」を読んでみたくて全集を借りてみたけれど、版が古かったためかそこにはなく、そうこうしているうちに古本で見つけて購入した。少し読んで恋愛の話ではないなあなどと思いながら放り出していた。それでいま残りを読んでみるとなかなかおも...
平野啓一郎が書いていたからだと思うが、谷崎の「恋愛及び色情」を読んでみたくて全集を借りてみたけれど、版が古かったためかそこにはなく、そうこうしているうちに古本で見つけて購入した。少し読んで恋愛の話ではないなあなどと思いながら放り出していた。それでいま残りを読んでみるとなかなかおもしろい。クララ・ボウの「イット」というのがどういうものか一度見てみたい。日本人女性のズンドウの美学と言われたりすることがあるが(ちょっと調べてもそういう言葉は出てこない。着物を着るのに腰のくびれなどは不要だというのをどこかで読んだと思うのだが。多田道太郎だったか)、谷崎はそこに魅力は感じていないようだ。ただ西洋人女性と比べて肌のきめ細やかさには魅力があると言っている。湿度の問題だろうか。それと、舅姑がいた方が嫁は色気が増すという。嫁が義理の親たちに遠慮しつつ、陰で夫にすがりつくのがいいのだそうだ。何たることよ。これは谷崎の趣味ということで、なんだか恋愛論というようなものではなかったなあ。 以下、ブクログのメモから。 「にくまれ口」「源氏という人間は好きになれないし、源氏の肩ばかり持っている紫式部には反感を抱かざるを得ない」が物語としては「偉大さを認めない訳には行かない」らしい。 「老いのくりこと」歳を取ると電車で席を譲られる。これをまずは受け入れる。自分が座っていて、いくつか席が空いている。美人が乗ってくる。いくらか見渡して、自分の横に座る。年寄りだから安全だと思われたのか。それが一つの楽しみにもなる。 「父となりて」谷崎30歳。とんでもないやつだ。生まれて一月、子どもが可愛くなってこない。妻に対してもだ。別に好きでもない。親と暮らすよりはマシという程度。そして自分はアブノーマルだと言う。30歳、それを認めている。芸術が第一で、生活は二の次。 「頭髪、帽子、耳飾り」都会の女が美しく見えるのはその髪結いの仕方ではないかと言う。大正の後半の話である。さらに耳環を推奨したいとも言う。ピアスではなくイヤリングを。そこは同感である。 「縮緬とメリンス」メリンスとかフランネルとかのイメージができない。縮緬よりは安い、普段着であるということしか分からない。生地の問題で、形態では無さそうだから、まだ洋服というわけではなさそうだ。とにかくメリンスをお勧めしている。1920年頃のこと。 「都市情景」東京から京都へマウントを取っているかのように読めた。 「九月一日前後のこと」母親が怖がりだったせいか、本当に地震が怖かったようだ。幼いころは雷にも相当怯えていた。大人になっても地震はどうしようもなく怖かった。子どもたちをほっぽり出してでも、まずは自分が逃げる。関東にいれば、数十年に1回は大きな自信に出会う。出会わずに一生を過ごせればラッキーだったということ。さあ、それがいつになるのか。1回大きな地震と出会えば、もうその後は心配ないとも思っていたようなふしがある。これぐらいで済んだのなら良かったというところもある。しかし、大正12年9月1日のことを我々は知っている。だんだんとそれに近付いている。8月中に大地震があると予言していた人もいたようだ。9月に入って、予言は的中しなかったと安心していたかもしれない。自分は移動中のバスの中。崖崩れなどでの危険もあったと思うが、案外自分は大丈夫と思っている。横浜にいる妻子のことを気遣う。しかし、一方で、ごちゃごちゃしている東京は一度焼けつくした方がいいとも思っている。横浜と東京ではどちらの方が被害が大きいかなどと考えている。妻子は助かっていてほしいが、街がリセットされることを望んでいるようでもある。自分の中の矛盾に気付いている。 「東京をおもう」地震後関西に引っ越しをする。そこで東京のことをいろいろと考える。なんかもう愚痴ばかりのように聞こえなくもないが、それが独特の文化論になっているのかもしれない。「陰翳礼讃」は途中で放り出したままになっている。そちらも残り読まないといけない。 恋愛論を読んでいる一環で本書に手を出したが、そちらの方面での収穫はなかった。それよりも、地震の話がおもしろかった。あとは東京下町生まれから見た、山手ことばなどに対する思いもなかなかおもしろかった。
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京都旅行に向けて谷崎熱を高めんと読んだ本。関東大震災についてなどもあり、なかなか興味深く読めました。東京のものはケチな感じというのは、いま別に感じないけれど、京都の方がお寺にせよなんにせよスケールが大きいというのは京都旅行を通じてなるほどと思いました。しかし、恋愛と色情について、...
京都旅行に向けて谷崎熱を高めんと読んだ本。関東大震災についてなどもあり、なかなか興味深く読めました。東京のものはケチな感じというのは、いま別に感じないけれど、京都の方がお寺にせよなんにせよスケールが大きいというのは京都旅行を通じてなるほどと思いました。しかし、恋愛と色情について、は、あんまり記憶に残っておりません。すみません。
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