現実脱出論 講談社現代新書

坂口恭平(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2014/09/18
• JAN: 9784062882743

商品レビュー

2021/12/18

思考と現実との付き合い方。ついつい現実にのめり込んでしまっている我々は、多くの思考という空間を見失っている。五感が感じるもの以上に我々の思考空間は豊かで、現実以上に認識すべき存在である。現実が全てではないことを痛感した。

2020/12/05

現実は共通項であり全てではない。
個人が現実に囚われ過ぎると思考を停止（透明化）させてしまう。
思考は現実の中に既に存在しており個人の思考の可視化と伝播が現実を拡張させていくと言う
新たな視点と希望に気付かされた。

2020/11/26

1人1人(もしくは1匹1匹)が知覚する世界と、画一化された「現実」世界には大きな隔たりがあり、そのことを認識したうえで「現実脱出」は有効だということが、躁鬱持ちの著者によって独特な視点から説かれてた。頭掻き回された