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僕の下宿生活 美母娘vs.女教師 フランス書院文庫
763円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2014/08/01 |
JAN | 9784829640265 |
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僕の下宿生活
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
新人のデビュー作としてはまずまず
フランス書院文庫の官能大賞に応募し、新人賞を受賞したうえでのデビューならば、その応募作であるならば、ひとまず上々の出来映えと言えるのではなかろうか。3人ヒロインながらそれぞれにちょっとずつフックを効かせるために紙面を細々と費やした結果、終盤以降ではやや取り纏めた感じが出ていたり、...
フランス書院文庫の官能大賞に応募し、新人賞を受賞したうえでのデビューならば、その応募作であるならば、ひとまず上々の出来映えと言えるのではなかろうか。3人ヒロインながらそれぞれにちょっとずつフックを効かせるために紙面を細々と費やした結果、終盤以降ではやや取り纏めた感じが出ていたり、ヒロインの立ち位置とクライマックスの描写にズレを感じたり、何より意気込みが空回りして不要な描写や記述が所々にあったりする荒削りな面は散見されるのだが、それらは総じてテクニックや経験から自ずと修正されていく点ばかりでもあり、内容のあるドラマをきちんと構築しようと試みた結果と見たい。むしろ今後の伸びしろを感じたことの方が好材料とも言えよう。 【千春】 25歳の女教師 学校で千春が主人公の悩みを聞くところから物語は始まる。官能的な場面も最初に訪れるが、千春は最もサブなヒロインと言えよう。主人公の境遇に自身の過去をダブらせて同情とも憐憫とも言える感情が愛情に昇華したような好意を主人公には向けるのだが、その後の展開にはあまり絡まず、最後に生娘を卒業する(させられる?)くらいである。 【詩織】 18歳の幼馴染みで同級生 母娘ヒロインの娘の方だが、快活で勝気なツンデレ風味のキャラは最近ではややステレオタイプ化してきたところか。幼馴染みらしく主人公への想いが伝わらない不憫な一面もありながら、健気に頑張っているところもあって悪くない。 【真理子】 38歳の淑やかな未亡人は詩織の母 主人公の想い人は真理子である。訳あって真理子&詩織の母娘宅に同居することとなった主人公の、その秘めたる想いで悩むことが千春の、そして詩織との接近の要因となり、それは未亡人の空閨が満たされない真理子の悩みでもあったことが話の本線となっていく。本格的な登場は中盤からだが、真理子との場面が最も多く、官能成分も高い。 母娘に女教師を加えたことで学校内でも戯れの場面を設けることには寄与したものの、正直なところ千春の役割は詩織1人で賄うことも可能との印象が残る。千春に加えて詩織も実は生娘なのだが、破瓜の演出が劇的に異なるならばともかく、そうでもなければ生娘は2人も要らないであろう。何より千春との最初で最後の合体が巻き込まれるような4Pで、それが結末というのはクライマックスよりも蛇足感の方が強い印象でもあった。 ただし、キャラ立ちや官能描写の良さは感じたし、相応に淫猥度も高かったので、次作以降への期待は充分に持てる内容ではあったと思う。
DSK