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哀しみの星 角川文庫
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哀しみの星 角川文庫

新堂冬樹(著者)

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哀しみの星 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/08/01
JAN 9784041020531

哀しみの星

¥660

商品レビュー

2.6

5件のお客様レビュー

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2024/11/27

普通の思春期のいわゆる「荒れた」女の子の話。。でした。 幼い頃、母親に殺されそうになった経験から自暴自棄になり、行きていくことに意味を見いだせないサオリ。公園で出会った目の見えない少年によってその人生が動き出す。 サオリが堕ちていく様は昔流行った「積み木くずし」というノンフィク...

普通の思春期のいわゆる「荒れた」女の子の話。。でした。 幼い頃、母親に殺されそうになった経験から自暴自棄になり、行きていくことに意味を見いだせないサオリ。公園で出会った目の見えない少年によってその人生が動き出す。 サオリが堕ちていく様は昔流行った「積み木くずし」というノンフィクションを思い出した。 家庭内暴力、家出、タバコ、酒、薬、リンチ。。いろいろな悪いことに手を染めるサオリ。 それをたった4回しかあったことのない良に救われていく。。。 この2人が共鳴した「闇」は計り知れなくて、私には理解しがたいものでしたが、最後の終わり方が、いわゆるお涙ちょうだいではなく、意外で良かったです。しかし、10代。。恐ろしい。簡単に犯罪に手を染めちゃうのね。。自分の10代が平凡で本当に良かった。

Posted by ブクログ

2020/10/18

家にあったので読みましたが、読まなくても良かったと思った本。 幼い頃に実の母から殺されかけた過去を持つ女の子、沙織。 その暗い経験から誰にも心を開けずにいたが、盲目の少年、亮との出逢いにより更生していく物語。 沙織は、とにかく我儘で自分勝手。 「母から殺されかけた過去を持つ自...

家にあったので読みましたが、読まなくても良かったと思った本。 幼い頃に実の母から殺されかけた過去を持つ女の子、沙織。 その暗い経験から誰にも心を開けずにいたが、盲目の少年、亮との出逢いにより更生していく物語。 沙織は、とにかく我儘で自分勝手。 「母から殺されかけた過去を持つ自分は一番かわいそう。誰にもこの辛さは分からない。」 その言い訳から、継母を殴ることもクラスメイトの頭を便器に突っ込むことも厭わない。 クラスメイトの弟から敵討ちでレイプされそうになり、それを助けてくれた同じクラスメイトの慶太にも 「あんたの顔なんか見たくない」 と酷い言葉を浴びせます。 他人を誰も信用していません。 そのくせ、その他人に助けられなければ生きていられない。 継母である優子をずっと毛嫌いしていたくせに、最後の十数ページでいきなり親しげに会話していたのはビックリ。 その間の描写は?描かれなかった数ヶ月の間に2人に何が? どうでもいい場面ばかりダラダラと続き、肝心なところが分からない。 あと最後に、2〜3回会っただけの亮に対して下半身不随となった自分の世話をしろとのたまうなんて、勝手もいい加減にしてほしいです。 自己中心的すぎる主人公に、全く共感できませんでした。

Posted by ブクログ

2019/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幼い頃に母親に殺されかけた沙織は、優等生を演じながらも他人には心を閉ざしたままだった。そんな彼女がただ一人心を許せたのが、公園で偶然出会った盲目の青年・亮。しかし亮のことを「彼氏」と呼ぶ女性が現れたことが、沙織を悪魔へと変身させる。家庭内暴力、同級生へのリンチ、不良グループとつるみドラッグに手を出す。荒みきった沙織を亮は救うことができるのか…。 新堂冬樹先生らしい作品だった。盲目の青年が少女を救うところや少女が最終的には障害を負ってしまうところなど、『忘れ雪』とかの作品と似通っているところがおおかった。

Posted by ブクログ

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