商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2014/08/23 |
JAN | 9784122059917 |
- 書籍
- 文庫
皇国の守護者(6)
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皇国の守護者(6)
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一つの軍隊全体を指揮する、となっても新城の在り方は決して変わりません。 彼の戦術眼や先見性などは部隊から全軍にその指揮対象が拡大しても衰えることはなく、畏怖と尊敬を集めて兵を動かしてゆきます。 「新城支隊」の活躍のように、自ら陣頭で先頭を指揮する場面はあまり多くなく、そういった...
一つの軍隊全体を指揮する、となっても新城の在り方は決して変わりません。 彼の戦術眼や先見性などは部隊から全軍にその指揮対象が拡大しても衰えることはなく、畏怖と尊敬を集めて兵を動かしてゆきます。 「新城支隊」の活躍のように、自ら陣頭で先頭を指揮する場面はあまり多くなく、そういった面では盛り上がりに欠けると言えるかもしれません。
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国ひとつの存亡がかかっている。 でも、その国の中では、国の存亡を忘れ、自らの存亡のみしか見えない人たちもいる。 国が無くなっちゃえば、地位もへったくれもないのだけど、それを現実として捉えられないものがいる。 でもでも、もっと大事なのは自らの命。 結局命がかかってるから必死なんで...
国ひとつの存亡がかかっている。 でも、その国の中では、国の存亡を忘れ、自らの存亡のみしか見えない人たちもいる。 国が無くなっちゃえば、地位もへったくれもないのだけど、それを現実として捉えられないものがいる。 でもでも、もっと大事なのは自らの命。 結局命がかかってるから必死なんですよ。 前線で戦うものは、敗北はそのまま死だし、国内にいるものにとっては、地位を失うことがそのまま死だと思えるのでしょう。 例え自らが生き残っても、大切なものたちが死を迎えることになっては、それもまた自らの死と変わらない。 結局みんなわが身が可愛い。だから、わが身を守るべく国を守るのでしょうね。
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腹の読み合い、人身掌握のやり方、圧倒的な鉄量での攻撃、そして最後の砲兵と大行李の殲滅…新城直衛、そのやり方、そして、「弱いものを苛め抜くのが戦争」と言いきるところに、なんとも言えぬ魅力あり。 今後の展開が楽しみ。
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