商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2014/07/11 |
JAN | 9784480431875 |
- 書籍
- 文庫
かんたん短歌の作り方
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かんたん短歌の作り方
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
著者が男過ぎてアレルギーが出そうになる所もあるものの、著者が創作について伝えたいと思う誠実さに支えられて、最後まで読めた。
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枡野浩一さん流の短歌の作り方の本ですね。 まことさんのおすすめで読んでみました。 この人凄いですね。圧倒されました。 まことさん、ありがとうございます。 枡野浩一さんの短歌に対する姿勢が詰まった一冊です。 自分というものを、何かの形に表したい。詩であり、俳句であり、川柳であり、絵...
枡野浩一さん流の短歌の作り方の本ですね。 まことさんのおすすめで読んでみました。 この人凄いですね。圧倒されました。 まことさん、ありがとうございます。 枡野浩一さんの短歌に対する姿勢が詰まった一冊です。 自分というものを、何かの形に表したい。詩であり、俳句であり、川柳であり、絵画や美術表現であり、音楽であり、小説であり、様々な媒体があります。最近はブログやモバイル、SNS等表現方法は、今や無限?かな。 あえて、枡野さんは短歌を詠む事。そして、それを宣揚して『あなたも短歌を詠んでみせんか!』と呼び掛けて、ラジオのパーソナリティーとリスナーのように、楽しく愉快に、そして、短歌の喜びを分かち合える事が出来た本ですね。 何でも良いから、五七五七七で表現してみよう。既成の短歌は置いといて、詠んでみよう。やり方は、枡野浩一教祖?が教えましょう。 自分の読んだ歌はすべて覚えましょう。 垂れ流しはダメです。 他の方の短歌も読みましょう。 同じような歌は生まれ勝ちなのは自然の流れなので読んで、似たような歌を避ける努力は怠っては行けません。 面白い短歌は面白い人だから出来るのです。 等等。 穂村弘さんにも共感するとこはありますね。 枡野さんと穂村さんは立ち位置が違うので違って当たり前たのですが、短歌をいっしょに楽しみたい姿勢は同じように感じます。 短歌表現のバイタリティを感じました。 この本はかなり跳んだ感じがしましたが、枡野浩一さんの真摯な短歌に対する姿勢がしっかりわかりました。 短歌表現が、私の律動になるかどうか、まだわかりません。 これからも、短歌の本を読んでみたいですね。
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メモ書きより ・一文字あきはやめる。 ・テンやマルもつけない(例外あり)。 ・「真似っこなってしまうのが怖いから、ほかのひとの作品は読まない」なんて、間違ってます。→他人つくった表現を見て意識的に新しい表現を追求する。 ・短歌以外の形式で表現したほうが面白くなる内容のものは、...
メモ書きより ・一文字あきはやめる。 ・テンやマルもつけない(例外あり)。 ・「真似っこなってしまうのが怖いから、ほかのひとの作品は読まない」なんて、間違ってます。→他人つくった表現を見て意識的に新しい表現を追求する。 ・短歌以外の形式で表現したほうが面白くなる内容のものは、短歌にしては駄目。 ・あらすじ(事実の説明)になっちゃってるのは駄目短歌。描写(真実の発見)になっているのが傑作です。 ・同じ内容の歌を五通りの言いまわしで考えて、その中で一番しっくりくる歌を選ぶ。 ・だんだん上達してくると、ベテラン歌手がタメて歌うみたいにリズムをくずしたくなるが、ださいのでやめましょう。 ・なるべく助詞を省かず、短歌に見えないように、普通の文章みたいに仕上げるのがポイント。 ・自分の顔に似合わない短歌はつくらないようにしましょう。 ・魅力的な短歌は魅力的な作者からしか生まれない。 ・「面白いことを書くから」面白いのではない。「面白く書く」から面白いのです。 ・自分はどんな位置に立ち、どこへ向かって語りかけるか?それを決めた時点で、表現は半分以上完成します。 最後に何方かの「マスノ短歌教」の信者の皆さんの歌が載っていますが、さすがは教祖マスノさん。最後の大トリが決まっていました。 やはり群を抜いて上手いのが私にもわかりました。 枡野浩一の短歌の代表作より ○好きだった雨、雨だったあのころの日々、あのころの日々だった君 ○毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである ○こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう ○結果より過程が大事「カルピス」と「冷めてしまったホットカルピス」 ○さよならをあなたの声で聞きたくてあなたと出会う必要がある ○私には才能がある気がします それは勇気のようなものです おまけです。 私も短歌を初めて詠んでみました。 本当に初めてですので大目にみて笑ってください。 お題は「短歌を初めて詠む」 ○ほむほむの歌集を読んで決意する「決めた私も今日から歌人」 ○枡野さんごめんなさいねやっぱりね歌人の名前間違えました ○我が歌は三十一文字の語呂合わせ歌のセンスは等しく皆無 ○ブクログの皆さまいつもありがとう読んでくださりお粗末様です
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