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昆虫はすごい 光文社新書
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昆虫はすごい 光文社新書

丸山宗利(著者)

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昆虫はすごい 光文社新書

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2014/08/07
JAN 9784334038137

昆虫はすごい

¥858

商品レビュー

4.1

70件のお客様レビュー

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2023/09/06

昆虫はすごい。 わずか4つの塩基の配列で、これだけ多様で複雑な見た目、行動を実現できるという事実には目を見張るものがある。 アリ達の社会性の複雑さにはびっくりした。よくそんなで生き延びてるな…と思うばかり。きっとそんなニッチで多様な生態が、地球を支えているのだろう。感服するばかり...

昆虫はすごい。 わずか4つの塩基の配列で、これだけ多様で複雑な見た目、行動を実現できるという事実には目を見張るものがある。 アリ達の社会性の複雑さにはびっくりした。よくそんなで生き延びてるな…と思うばかり。きっとそんなニッチで多様な生態が、地球を支えているのだろう。感服するばかりだ。 身近な昆虫について調べるのはとても楽しい。目の前の虫の名前が分かるだけでも楽しい。ゴキブリだって、調べてみると面白いことが分かって少し好きになれる。 本当は、身近なところに面白い事は転がっている。まさに「足元にある未踏の調査地」。 そんなことを教えてくれる書籍だった。

Posted by ブクログ

2023/04/25

虫って面白いし、恐いし、可愛いし、キモい 子供の時にあれだけ触って捕まえてたのに大人になり好奇心より 知識がつくと触れなくなってくる しかし体の仕組みも良くできてるし 本当に感心する 実際に野生動物や虫は、凄く過酷な自然で当たり前に命をかけて生きている その動物や虫の知識、...

虫って面白いし、恐いし、可愛いし、キモい 子供の時にあれだけ触って捕まえてたのに大人になり好奇心より 知識がつくと触れなくなってくる しかし体の仕組みも良くできてるし 本当に感心する 実際に野生動物や虫は、凄く過酷な自然で当たり前に命をかけて生きている その動物や虫の知識、仕組み、構造を利用し人間はもの作りに応用する 新幹線の形は鳥から? 防弾チョッキには強靭な糸で巣を作る蜘蛛から? 人工衛星のアンテナを収納や広げたりするのは羽化する蝉の羽から? などなどかなり助けられている 出来れば平和にするために使ってほしい そんな奴らを気にせず人間はそいつらの世界を跨いで歩き生活 なんなら気付きもしない 動物や虫の観察は面白い ●「性」の意味 ●子孫を大量に残すか、少なく育て教育に力入れるか ●恋の仕方 ●プロポーズの仕方 などなど そんなに人間と変わらない生活をしている 足元には別世界がある 生き物の世界でもあるから、戦争などくだらない事はしないでくれと言いたいが… 虫で言うなら アリが【軍事国家】になるのかな? 戦争もテロも自爆テロも何でもある この別世界から 何か人間が学べる事は あるんじゃないんだろうか? そして身の回りの人間を昆虫に置き換えて見ると、結構滑稽で面白くなりますよ(笑) ※だから結局話が変わるけど 俺が何を言いたいかって言うと… 【置き配ドロボウ増えてるよ…出来れば宅配ロッカーで受け取った方が良いし…置き配の責任って結局消費者になっちゃうのかな?】って事!!

Posted by ブクログ

2022/05/23

丸山宗利(1974年~)氏は、東邦大学理学部卒、北大大学院農学研究科博士課程修了、日本学術振興会特別研究員・海外特別研究員等を経て、九大総合研究所博物館准教授。アリやシロアリと共生する昆虫が専門分野だが、昆虫全般を研究対象としている。昆虫に関する一般書の執筆多数。 本書は、201...

丸山宗利(1974年~)氏は、東邦大学理学部卒、北大大学院農学研究科博士課程修了、日本学術振興会特別研究員・海外特別研究員等を経て、九大総合研究所博物館准教授。アリやシロアリと共生する昆虫が専門分野だが、昆虫全般を研究対象としている。昆虫に関する一般書の執筆多数。 本書は、2014年に出版され、ベストセラーになった。最近は、香川照之のTV番組「昆虫すごいぜ!」が話題となっているが、振り返ってみると、近年の昆虫ブームの走りは本書だったような気もする。 本書は、昆虫の多様性及びその様々な形・生態を紹介してくれており、その不思議さ、というか、ある意味見事さには驚くばかりである。例えば、カギバラバチは植物の葉の上に卵を産み、イモムシがその卵付きの葉を食べ、その卵はイモムシの体内で孵化し、スズメバチがそのイモムシを捕まえて幼虫に与え、スズメバチの幼虫の体内に入ったカギバラバチの幼虫はスズメバチの体内を食べて成長するのである。どうしてそんな巧妙な生態なのか。。。また、有名なところでは、コノハムシやシャクトリムシの「擬態」(真似ること)や、アリとアブラムシの「共生」があるが、いすれも見事なものとしか言いようがない。 しかし、それに輪をかけて驚くべきことは、それらの形・生態は「進化」の結果だということである。即ち、あらゆる昆虫の(というか、生物の)形・生態は、その昆虫個体が意図したわけではなく、偶々生じた(突然)変異において、生存に有利な形・生態が自然選択され、その膨大な積み重ねによってそうなったものなのだ。我々は、昆虫たちのあまりにも精巧な形・巧妙な生態を、思わず「(何らかの意図に基づく)戦略」と言ってしまうが、当の昆虫たちはそんな「戦略」を立てていたわけではないのである。 『利己的な遺伝子』の著者で、存命の進化生物学者では最も著名な一人であるリチャード・ドーキンスは、『進化とは何か』の中で、自然界に存在する「デザイノイド」物体(意図してデザインしたように見える生物)も、全ては「自然選択」の結果であり、それは一見「不可能な山」に登ることのように思えるが、実際にはそれを可能にするに十分な、我々の想像を遥かに超える地質学的な長い時間があったのだ、と語っているのだが、本書を読みながら、何度もそのことが思い出された。 昆虫の面白さがわかると同時に、「進化とは何か」を改めて考えさせてくれる一冊である。 (2022年5月了)

Posted by ブクログ

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