1,800円以上の注文で送料無料

築土構木の思想 土木で日本を建てなおす 犀の教室
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

築土構木の思想 土木で日本を建てなおす 犀の教室

藤井聡(著者), 中野剛志, 柴山桂太, 三橋貴明, 大石久和

追加する に追加する

築土構木の思想 土木で日本を建てなおす 犀の教室

1,760

獲得ポイント16P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晶文社
発売年月日 2014/07/25
JAN 9784794968166

築土構木の思想

¥1,760

商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/03/28

 タイトルにオッと思ったので読んでみた。  「技術の王様」とも呼ばれる土木の、Civil Engineeringたるところが述べられた対談集である。著者は「国土強靭化」の立案に携わった方の様で、土木は技術の一分野にとどまるのではなく「まつりごと」であることを改めて確認した。「築土...

 タイトルにオッと思ったので読んでみた。  「技術の王様」とも呼ばれる土木の、Civil Engineeringたるところが述べられた対談集である。著者は「国土強靭化」の立案に携わった方の様で、土木は技術の一分野にとどまるのではなく「まつりごと」であることを改めて確認した。「築土構木」と見てこの書を手に取ったのは、伊尹の差配する版築の故事を思い出したから。内容はそこからの想像とは大きく異なったが、治水にはじまる土木はまつりごとそのものでもある。  出版は民主党政権が倒れてアベノミクスがはじまったころで、業界の鬱憤晴らしが対談のそこかしこに顔を出すのがノンポリにはくどく思える面もある。対談より、著者が論述した方が良かったのではないかとも思うが、それは他書に当たれ、ということだろう。とはいえ、「コンクリートから人へ」は維持継続を図るMBA的な発想であり、「まつりごととしての土木」は新規事業創出を目指すMOT的に発想していることを認識できたのは収穫だ。ビジョンの提示とそこに至るスキームのデザインというのは、日常とは切り離して考えないと理解がむつかしいものであることは、市民の工学でもかわらないことのようだ。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品