商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2014/07/23 |
JAN | 9784569819600 |
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翼、ふたたび
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
2010年に経営破綻し、その後、カリスマ経営者稲盛和夫を会長に据えて、着実に再生への途をたどったJALをモデルにした小説。 会社全体で思いを一つにするということの重要性はよくわかった。また、職場を超えてフラットにミーティングをするというのも良い試みだったのだろうと思う。 そして、...
2010年に経営破綻し、その後、カリスマ経営者稲盛和夫を会長に据えて、着実に再生への途をたどったJALをモデルにした小説。 会社全体で思いを一つにするということの重要性はよくわかった。また、職場を超えてフラットにミーティングをするというのも良い試みだったのだろうと思う。 そして、稲盛(小説中では佐々木)イズムの浸透に当たっての当初の社内のとまどいがよく伝わってきた。ただ、そこから稲盛イズムが浸透していく過程に、あまり納得感がなかった(いつの間にか反対していた社員も稲盛イズムに染まっているような印象)。正直、自分も、小説中で言われているように、「ちょっと宗教っぽいな」とか「こんなことで会社が復活するのか」というような思いがあったのだが、この小説を読んだだけでは、それが払拭されるには至らなかった。しかし、現実として、JALをはじめ、多くの会社が稲盛氏の手にかかって再生されてきたのだから、稲盛氏の貢献が大きいのは事実なのだろう。そのあたりがもっと伝わってくれば、なおよかった。題材は面白いと思うのだが、ちょっと小説としてはあまり深みがない(出来過ぎの)印象を受けた。
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久しぶりに泣きました。JAL再生に向けて、顧客第一ではなく、社員の幸せ第一、その幸せがプライドに繋がり、顧客満足に繋がり、、、
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JALの再建が物語の元となっている。経営破綻を機に、空港で働くスタッフ達が力を取り合い、再建までの方針をぶつかり合いながらも検討していく。後半は東日本大震災が起こり、そこでの奮闘が綴られる。企業小説を多く書く著者だけあって相当厚みがあったが、登場人物への思い入れが抱けなかった。個...
JALの再建が物語の元となっている。経営破綻を機に、空港で働くスタッフ達が力を取り合い、再建までの方針をぶつかり合いながらも検討していく。後半は東日本大震災が起こり、そこでの奮闘が綴られる。企業小説を多く書く著者だけあって相当厚みがあったが、登場人物への思い入れが抱けなかった。個人のディテールをもう少し描いて欲しかったかな。
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