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宇宙人類学の挑戦 人類の未来を問う
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宇宙人類学の挑戦 人類の未来を問う

岡田浩樹(編者), 木村大治(編者), 大村敬一(編者)

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宇宙人類学の挑戦 人類の未来を問う

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 昭和堂
発売年月日 2014/06/01
JAN 9784812214169

宇宙人類学の挑戦 人類の未来を問う

¥2,420

商品レビュー

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2023/06/22

人新世という時代について、文化人類学の捉え方を知りたくて読み始めた。 「宇宙」とあるが、地球をわがままなくらい広々と使って生活している人類についてどう考えるかということを提示した本だと思う。 正直、授業参考文献で、タイトルに込められた深い意味とともに提示されなければちょっと怪しん...

人新世という時代について、文化人類学の捉え方を知りたくて読み始めた。 「宇宙」とあるが、地球をわがままなくらい広々と使って生活している人類についてどう考えるかということを提示した本だと思う。 正直、授業参考文献で、タイトルに込められた深い意味とともに提示されなければちょっと怪しんだかも知れないが、読んで良かったと思った。

Posted by ブクログ

2019/01/09

某大学の天文学の先生の紹介。 執筆は関西系の大学の教授陣とのこと。 関東より関西の大学の方が、 こういう(邪道な?)テーマに賛同してくれがちなんだそうだ。 「宇宙人類学」とは、この本のための造語。 宇宙という新たな世界の人類への影響について、 肉体的、文化的、精神的に。 あるい...

某大学の天文学の先生の紹介。 執筆は関西系の大学の教授陣とのこと。 関東より関西の大学の方が、 こういう(邪道な?)テーマに賛同してくれがちなんだそうだ。 「宇宙人類学」とは、この本のための造語。 宇宙という新たな世界の人類への影響について、 肉体的、文化的、精神的に。 あるいは、他惑星に住む住人とのコンタクトについて。 四人の方が執筆しているので読みやすさには多少の差があるが、 概ね素人にもわかるように易しい。 題材も上記のように広く、一口に「宇宙人類学」と言っても、 いろいろな角度から語られる様は面白い。 中でも個人的には、 第3章 ファースト・コンタクトの人類学 第4章 宇宙空間での生は私たちに何を教えるか 辺りが面白かった。 題材が素人にも取っつきやすいから、という理由が大きいが。 「宇宙」と言うと人類のチャレンジという科学的側面が注目されがちだが、 それにより私たちにもたらされる変化はそれだけではない。 いつかどこかの星がテラ・フォーミングされ地球人が移り住んだ時、 あるいは、宇宙ステーションに普通の人が住み始めた時、 そこはただ居住空間の拡張だけではなく、 文化的にも思想的にも種族的にも私たちは影響を受ける。 おそらくそれはゆっくりと徐々に訪れるので 私たちがそれに気づくことはまだまだ先か、 気づかないうちに馴染んでしまうに違いない。 しかし実はその変化のヒントは既にここそこに見ることができ、 この本はそれを諭す本。 題材としてはとても面白いんだけど、★4と3で迷う…。

Posted by ブクログ

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