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砂子のなかより青き草
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砂子のなかより青き草

宮木あや子(著者), 今井キラ

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砂子のなかより青き草

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2014/06/01
JAN 9784582836448

砂子のなかより青き草

¥1,650

商品レビュー

3.8

30件のお客様レビュー

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2022/03/29

ご存知、清少納言をヒロインに据えた物語ですが、どこかリリカル 就学時に学ぶ清少納言といえばなネタもちらほら 枕草子の香炉峰の雪…懐かしいな…

Posted by ブクログ

2022/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一条天皇と藤原道長っていう、この時代のツートップを敢えて出さないで進む物語。 偽文で文通を邪魔するから始まり、伊周らの逃げ込んだ二条邸を家宅捜索で蹂躙した後に、火付けで炎上。留守を狙って内親王脩子内親王を乳母ごと攫う。定子が常寧殿に戻れば失火を装って移動させる。悪役とは言え、たいがい鬼な道長…。話中には直接出てこないで、下ぶくれの紫式部を使うあたり、更に悪党。 思うにですね、やっぱり道長を呪詛ったのは「チーム定子」じゃないかしらん。カトリーヌ・ド・メディチのエスカドロン・ヴォランなんかよりずっとロイヤリティ高そうだし。 「伊周と清少納言」ってカップリング、想定外だったけど新鮮。まあでも、後々は妻問いしてきた藤原棟世と再婚して小馬命婦を産むわけね。

Posted by ブクログ

2019/08/10

ここまで紫式部が悪役になっているのは珍しい。 どちらかというと清少納言のがそういうイメージだったのに。 現代的な目線がかなり入っているとは思うけれど、意地の悪い女のあれこれを、さらりと描いていて良かった。 同じ内容でも『はなとゆめ』とは随分違う。作家性の違いが出ていて興味深かった...

ここまで紫式部が悪役になっているのは珍しい。 どちらかというと清少納言のがそういうイメージだったのに。 現代的な目線がかなり入っているとは思うけれど、意地の悪い女のあれこれを、さらりと描いていて良かった。 同じ内容でも『はなとゆめ』とは随分違う。作家性の違いが出ていて興味深かった。

Posted by ブクログ

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