商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 同文舘出版 |
発売年月日 | 2014/06/12 |
JAN | 9784495200510 |
- 書籍
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統合報告書による情報開示の新潮流
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統合報告書による情報開示の新潮流
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本書は第一部と第二部に分かれています。 第一部は統合報告に関する現状までの整理と各社事例の紹介、第二部は今後の統合報告の導入・活用方法について書かれています。概念・事例の紹介とガイドラインの両方が含まれているのがいいですね。 定量的な情報で、統合報告の普及度の把握や各社比較が行...
本書は第一部と第二部に分かれています。 第一部は統合報告に関する現状までの整理と各社事例の紹介、第二部は今後の統合報告の導入・活用方法について書かれています。概念・事例の紹介とガイドラインの両方が含まれているのがいいですね。 定量的な情報で、統合報告の普及度の把握や各社比較が行いやすい 統合報告の本はこれまで読んできたものだと、今までの事例のまとめや統合思考の概念的な紹介が中心だったのですが、本書はそれに加えて、国内における自己表明型統合報告書の発行数の推移や統合報告の体系別割合、コーポレートディスクロージャーの種類別発行割合などが、様々な情報が表やグラフによって定量的に整理されている点がいいと思いました。 海外の統合報告の事例では、ただ単純に「こういうことが掲載されていますよ」の紹介だけでなく、それぞれのディスクロージャーがどのような構成になっており、それぞれに何ページ割かれているかも図によって示されていたのでそれぞれの特徴が分かりやすくなっていまいした。 他社が統合報告を導入する際に参考にしやすい国内事例紹介 また国内の事例ではオムロン、武田製薬工業、フロイント産業を取り扱っていました。 アニュアルレポート、そして統合報告における取り扱いコンテンツの比率が示されており、その時系列比較と併せて統合報告導入の意図・戦略を知ることができたのは興味深かったです。 各社ごとに統合報告導入の際の留意点などHOW-TOの要素も含まれています。 それにしても武田製薬工業は長い歴史をかけてCSRに力を入れてきていたんだなあ、と思いました。CSRを本業と関連付けて、戦略的に、などという考えは最近広まっていましたが、武田製薬はずっと前からこの認識があったように感じます。 オムロン、武田製薬、フロイントの最新の統合報告はこちら ▶オムロン http://www.omron.co.jp/ir/irlib/annual.html ▶武田製薬 http://www.takeda.co.jp/investor-information/annual/ ▶フロイント http://www.freund.co.jp/ir/statement/
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広い意味で競合他社である宝印刷さんが編著された本に賛辞を贈るとウチの社長に怒られそうですが、とっても分かりやすく、いい本なので素直に書評したいと思います 昨年12月にIIRCが統合報告にかかわるフレームワークを公表し、方々の論説やレポートで統合報告が論じられてきました しかしな...
広い意味で競合他社である宝印刷さんが編著された本に賛辞を贈るとウチの社長に怒られそうですが、とっても分かりやすく、いい本なので素直に書評したいと思います 昨年12月にIIRCが統合報告にかかわるフレームワークを公表し、方々の論説やレポートで統合報告が論じられてきました しかしながらキーワードとしては財務情報と非財務情報の統合といったことや、既存の法定開示や適時開示、任意開示との整合性といったことは耳にしていましたが、イマイチ分かりずらいところが多かったのが事実 本書においては従来までの制度と今後、統合報告によって目指すべき姿の論点が明確化され、企業が各々の実態に即した統合報告を、どのように、いかなるプロセスで行っていくべきかといったロードマップが明らかとされています 統合報告に少なからず携わる人間にとっては必読の1冊だと思います
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