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お文の影 角川文庫
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お文の影 角川文庫

宮部みゆき(著者)

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お文の影 角川文庫

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商品詳細

内容紹介 「ばんば憑き」(角川書店 2011年刊)の改題
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/06/01
JAN 9784041013335

お文の影

¥704

商品レビュー

3.8

83件のお客様レビュー

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2026/07/24

宮部みゆきの時代小説が好きで、「だいたい読んでいる」と思っていた。そのぶん未読の一冊に出会えた時の期待は大きい。ところが本書を読み進めるほど、奇妙な既視感が湧き上がってきた。 その違和感は、収録作「ばんば憑き」に至って確信に変わる――これは間違いなく既読だ。調べてみると、既刊の...

宮部みゆきの時代小説が好きで、「だいたい読んでいる」と思っていた。そのぶん未読の一冊に出会えた時の期待は大きい。ところが本書を読み進めるほど、奇妙な既視感が湧き上がってきた。 その違和感は、収録作「ばんば憑き」に至って確信に変わる――これは間違いなく既読だ。調べてみると、既刊の作品集が版元を変え、書名も変えて刊行されたものだという。収録6編の中でも白眉と思える「ばんば憑き」を書名にせず、「お文の影」がタイトルになっているのは、その事情を思えば腑に落ちる。 時代小説の醍醐味は、現代では成立しにくい人情話が、江戸の町人町という舞台では少しも不自然なく語られるところにある。読者が求める“ホロリ”が、暮らしの手触りの中で自然に立ち上がる。 宮部の時代小説は、その人情に加えて、ミステリー/サスペンス/ファンタジー/ホラーの要素がさりげなく散りばめられる点が魅力だ。本書もまた、江戸を舞台にした怪異譚6編を収め、壺に起こる怪現象「坊主の壺」、影踏み遊びから立ち上がる謎を追う「お文の影」、人間の欲や怨念に触れる「討債鬼」、雨の夜の昔語りとして迫る「ばんば憑き」、人物も怪もいきいきと動き回るスピード感が光る「博打眼」など、読後に余韻とぞくりを残す。 「人情」と「怪異」が交差する江戸の町で、怖さだけでは終わらない読後感を味わえる短編集。宮部みゆきの時代小説入門としても、怪談・ミステリ要素のある時代物が好きな読者にも勧めやすい一冊だ。既刊の再編集である点は少しややこしいが、それを差し引いても、収録作の強度は十分に楽しめる。

Posted by ブクログ

2026/04/15

なぜか、面白くなかった 宮部みゆきの時代小説で、面白くない本に出会ったのは初 捻りを加えたストーリーの構成はいつも通りなんだけど なんというか、いきいきしていない 役者の棒読みみたいなそんな感覚

Posted by ブクログ

2025/04/25

幽霊、妖怪、人怖など色々な怖い話の短編集。 嫌〜な感じはあるけど最後は切なかったり、ジーンとくる話が多かったかな。いい話なんだけど、怪異の元になっているのが虐げられた子供たちだったので、そこが悲しい。 『お文の影』には「ぼんくら」シリーズの政五郎親分とおでこ、『討債鬼』には「三...

幽霊、妖怪、人怖など色々な怖い話の短編集。 嫌〜な感じはあるけど最後は切なかったり、ジーンとくる話が多かったかな。いい話なんだけど、怪異の元になっているのが虐げられた子供たちだったので、そこが悲しい。 『お文の影』には「ぼんくら」シリーズの政五郎親分とおでこ、『討債鬼』には「三島屋」シリーズの青野利一郎(若先生)がそれぞれ登場する。知っている人が登場して嬉しい。読むのが更に楽しくなった。おでこちゃんの記憶力で、影を救う方法のヒントを見つけた時は「さすが、おでこちゃん」とおでこちゃんをやっぱり褒めてしまう私。私、本当におでこちゃん好きなんだよな。青野利一郎は確か私が、「おちかとくっつけばいいのに」と思った人だったな、と思い出した。彼に辛い過去があったなんてびっくりだ。 全部読み終え、常にちゃんとしていよう、見ててくれる人はちゃんと見ててくれるから、と思いました。 まぁ、今更遅いかもしれないけどね。

Posted by ブクログ

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