商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2014/06/02 |
JAN | 9784041018323 |
- 書籍
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事故調
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事故調
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商品レビュー
3.3
10件のお客様レビュー
市の管理する人工海岸で、幼い男児が砂の陥没事故に巻き込まれた。避けられない事故だと主張する市に対し世論は管理責任を問う。主人公は市広報課の職員で元刑事。中盤までは中だるみして読むのが大変だったけど、後半はテンポ良くなってきた。それにしても市の職員もあんな人ばかりではないと思うのだ...
市の管理する人工海岸で、幼い男児が砂の陥没事故に巻き込まれた。避けられない事故だと主張する市に対し世論は管理責任を問う。主人公は市広報課の職員で元刑事。中盤までは中だるみして読むのが大変だったけど、後半はテンポ良くなってきた。それにしても市の職員もあんな人ばかりではないと思うのだけど、教育委員会の課長さんはさすがにサイコパスだと思う。
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前半は なかなか話に入り込めず 読み進めるのに時間がかかってしまった どうも 主人公のモヤモヤした心情に引っ張られ 自分のモヤモヤが 集中を邪魔していたようだ 後半 自分のすべきコトを受け入れる決心をしてからは ページをめくるのが止まらなかった みんなそれぞれに過去があり ...
前半は なかなか話に入り込めず 読み進めるのに時間がかかってしまった どうも 主人公のモヤモヤした心情に引っ張られ 自分のモヤモヤが 集中を邪魔していたようだ 後半 自分のすべきコトを受け入れる決心をしてからは ページをめくるのが止まらなかった みんなそれぞれに過去があり 思いがある 信念を持ち続けることは難しい けれど 心の中には熱くて 優しい 正しくありたいという気持ちを持っていたい そう思わせてくれる気持ちのいいラストだった
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読み終わって考えると予定調和の勧善懲悪の普通の小説と感じてもおかしくないのだが、やはり伊兼氏の文章を読んでいると熱量が半端ない。知らず知らず主人公の黒木に感情移入してしまい、途中からプロットも読めてしまったが、そんなことは些末と思えるほど、素直に感動できる。人によって感想は違うだ...
読み終わって考えると予定調和の勧善懲悪の普通の小説と感じてもおかしくないのだが、やはり伊兼氏の文章を読んでいると熱量が半端ない。知らず知らず主人公の黒木に感情移入してしまい、途中からプロットも読めてしまったが、そんなことは些末と思えるほど、素直に感動できる。人によって感想は違うだろうが、私は全面的に伊兼作品が大好きなんだと改めて感じた。
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