- 書籍
- 書籍
100年前からの警告
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
100年前からの警告
¥1,870
在庫あり
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「維新の肖像」主人公のモデルになった朝河貫一先生について書かれた本。 小説に書かれていた戊辰戦争にまつわるエピソードは、ほとんどが史実に基づいているらしい。 二本松市出身の朝河先生は、勝海舟らの支援を受けて、アメリカに留学。 その後、優秀な成績を修めたため、現地の教授にスカウトされて、イエール大学の教授になる。 アメリカ一流大学において、日本人としては初の教授。 その後、日米関係が悪化。 朝河先生は、日米開戦を阻止すべく疾走したが、戦争を食い止めることは出来なかった。 朝河先生は、一貫して、日本人の流されやすい気質について警鐘を鳴らしていた。 権力に逆らわず、付和雷同して、長いものに巻かれる。 自分の意見を持たず、周りの空気にすぐに流される。 こういった根本的な気質を変えていかない限り、日本に明るい未来はないと厳しい言葉を投げかける。 そして、朝河先生の警鐘にも関わらず、日本人は変われなかったために、福島原発の悲劇が起きてしまった。
Posted by