商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2014/05/26 |
JAN | 9784582836479 |
- 書籍
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ソボちゃん いちばん好きな人のこと
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ソボちゃん いちばん好きな人のこと
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商品レビュー
3
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1963年生まれ、有吉玉青「ソボちゃん いちばん好きな人のこと」、2014.5発行。祖母有吉秋津(明治37年、和歌山の庄屋に生まれ、長女、大女、享年83)のこと、そして母有吉佐和子(昭和6年生まれ、165㎝、享年53、急性心不全)のことを語ったエッセイ。ソボちゃんに「こんないい子は、なにぬねの」「この子はガンバリストや」と、可愛がられたそうですw。動じない祖母と喜怒哀楽の激しい母。有吉玉青さん、いつも大きな鞄(ソボちゃんに言われたものをすべて入れた)を持ち歩いているそうです(^-^)
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有吉佐和子さんや有吉玉青さんの興味から読み始めましたが、すぐにソボちゃんこと秋津さんに引き込まれました。 日本の意味を持つ「秋津」と名付けられ、若い頃バタビア(現インドネシア)で暮らし、娘と孫を育て、有吉佐和子の有能な秘書でもあった祖母。 ずっと守ってきた娘の急死は、どんなにショ...
有吉佐和子さんや有吉玉青さんの興味から読み始めましたが、すぐにソボちゃんこと秋津さんに引き込まれました。 日本の意味を持つ「秋津」と名付けられ、若い頃バタビア(現インドネシア)で暮らし、娘と孫を育て、有吉佐和子の有能な秘書でもあった祖母。 ずっと守ってきた娘の急死は、どんなにショックであったことでしょう。女性だけの家庭で、二人の作家を「育てた」祖母は偉大でした。
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「身がわり」と重なるところもあるのだけれど、「身がわり」が母・有吉佐和子に力点が置かれているのに対し、こちらは祖母・有吉秋津への思いを描いている。 大きな仕事をする人は、一人でそれを成していることはない、としみじみ思う。それはただ傍で支えたということだけでなく、有吉秋津という人が...
「身がわり」と重なるところもあるのだけれど、「身がわり」が母・有吉佐和子に力点が置かれているのに対し、こちらは祖母・有吉秋津への思いを描いている。 大きな仕事をする人は、一人でそれを成していることはない、としみじみ思う。それはただ傍で支えたということだけでなく、有吉秋津という人がいたからこそ、有吉佐和子という人が、人として、作家として生まれた、という繋がりを思うのだ。
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