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ナショナリズム入門 講談社現代新書2263
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ナショナリズム入門 講談社現代新書2263

植村和秀(著者)

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ナショナリズム入門 講談社現代新書2263

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/05/17
JAN 9784062882637

ナショナリズム入門

¥924

商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2024/08/01

「入門」の通り、ナショナリズムの理解に不可欠な「ネイション」という概念を軸にして解説している。非常に理解が容易。

Posted by ブクログ

2021/08/08

 〝ナショナリズム〟という思想が、日本だけでなく東西ヨーロッパや南北アメリカ、ロシア、中東のアラブ諸国でどのように考えられているか、どのように扱われているかが紹介されている。最初に読者層の大半をなすであろう日本に居住する日本人がおおよそイメージする〝ナショナリズム〟を扱い、そこか...

 〝ナショナリズム〟という思想が、日本だけでなく東西ヨーロッパや南北アメリカ、ロシア、中東のアラブ諸国でどのように考えられているか、どのように扱われているかが紹介されている。最初に読者層の大半をなすであろう日本に居住する日本人がおおよそイメージする〝ナショナリズム〟を扱い、そこから日本のナショナリズムと比較する形で世界各国でナショナリズムがどのように考えられているかが解説されていく。  易しい文体で書かれていながらも、詳しい事例が引用されており分かりやすかった。何より、事例の引用元や詳細な資料となる書籍が紹介されているのが、これから更に学習していくうえでとても助かった。

Posted by ブクログ

2019/04/25

「ナショナリズム」を、民族と領土と国家という三つのファクターが複雑にせめぎあう現象としてとらえ、日本のほか、ドイツやユーゴスラビア、カナダ、アメリカ、イタリア、ロシア、中国など、さまざまな国家を例に、そうしたせめぎあいの諸相を解説している本です。 「ネイションとは何かを多くの人...

「ナショナリズム」を、民族と領土と国家という三つのファクターが複雑にせめぎあう現象としてとらえ、日本のほか、ドイツやユーゴスラビア、カナダ、アメリカ、イタリア、ロシア、中国など、さまざまな国家を例に、そうしたせめぎあいの諸相を解説している本です。 「ネイションとは何かを多くの人がさまざまに問うことが、ネイションの内容を豊かにし、その魅力を高めてきた」と著者はいいます。「そのような言論の自由と創造的な姿勢こそは、ネイションを支えるものであり、それらを失えば、ネイションはその勢いを失っていきます」という著者の警告も、個人的には賛同できるように感じられました。 ただし本書は、著者自身の考えるナショナリズムについての入門書としての性格が強く、ナショナリズムをめぐる言説について読者に紹介するような内容の本ではありません。もちろんこのことは本書の欠陥というべきものではありませんが、「ナショナリズム入門」というタイトルから、そうした内容を期待する読者もいるのではないかという気もします。

Posted by ブクログ

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