商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2014/04/25 |
JAN | 9784582836608 |
- 書籍
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生まれた時からアルデンテ
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生まれた時からアルデンテ
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商品レビュー
4
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平野紗季子さんの10年ぶりの新刊「ショートケーキは背中から」が発売されました。 では10年前の本は? 読みました! めちゃくちゃ面白かった。 本のページをめくるたびに驚き、びっくり箱のよう。楽しい! こんなにも食べ物への愛が溢れている人がいるのだ、ということに嬉しくもあり。 ...
平野紗季子さんの10年ぶりの新刊「ショートケーキは背中から」が発売されました。 では10年前の本は? 読みました! めちゃくちゃ面白かった。 本のページをめくるたびに驚き、びっくり箱のよう。楽しい! こんなにも食べ物への愛が溢れている人がいるのだ、ということに嬉しくもあり。 自分の食に対しての振り返りや、 これからの食の付き合い方の学びになる本です。 彼女のpodcastも文章そのまま個性豊か。 また彼女だけした表現できない言葉で語られていて、聞き終わったら耳がhappyにしかならん。 --------------------- 「人の家の麦茶」より一部抜粋 … 思い出した。 小さい頃、人の家の麦茶が不気味だった。 口をつける時にひやっと集中してしまうあのいやな感じ。 学校で友達がくれた卵焼きも、食べたら気持ち悪かった。 プラスチックピンクの弁当箱から出てきたやつ。 味がまずいとかそういうことではなくて、どうにも生々しくていやだった。 他人の、極めて個人的な部分が、 なみなみと自分の喉を通って入りこんでくるのが。 紅茶にはなくて麦茶にはある 境界がくずれてしまう あやうさの味。
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若い美食家の自由奔放な食にまつわるエッセイ、企画の数々。一冊の本のなかでいろんなことをしていてサブカル雑誌を読んでいるような感じ。 食に熱く執着し、食をこんなふうにとらえ文章にすることができるのってすごい。確固たる自分の舌があってこそだと思う。
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感想 感じたことを言葉にする。語彙も繊細さも両方必要。でも気張ることはない。自分がしたいように自分の思いを形にしてみる。素直に楽しく。
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