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時代を読む 「民族」「人権」再考 岩波現代文庫 社会270
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2014/05/19 |
JAN | 9784006032708 |
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時代を読む 「民族」「人権」再考
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時代を読む 「民族」「人権」再考
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商品レビュー
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約20年前に行われた日本を代表する知性の対話。憲法の解釈改正という問題が当時も話題になっていたのか?あまりにも今日性があり驚く!「押し付け憲法」とは、なぜ押し付けられざるを得なかったかの状況説明に納得。美濃部達吉、宮沢俊義、清宮四郎たち日本を代表する民主的憲法学者たちもまさかこの...
約20年前に行われた日本を代表する知性の対話。憲法の解釈改正という問題が当時も話題になっていたのか?あまりにも今日性があり驚く!「押し付け憲法」とは、なぜ押し付けられざるを得なかったかの状況説明に納得。美濃部達吉、宮沢俊義、清宮四郎たち日本を代表する民主的憲法学者たちもまさかこのような民主的な憲法が日本で実現するとは夢にも思っていなかった!感動した!との清宮の弟子・佐藤功の話が紹介される。正に敗戦は解放だったと受け止めた人も多いのだ。一方、ドイツでは解放だというコンセンサスがあるという。何ゆえ「押し付け」を捨てようとするか、西洋からの民主主義や男女平等そのものもそう考えているのか!と意志をますます疑いたくなる。日米同盟という言葉を使いたがる人ほど、米デモクラシーが好きでないという樋口の指摘、そして普通の国を目標とする人たちは、軍隊以外は普通だと思っているのかとの加藤の指摘は辛辣!そして痛快!
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加藤周一の相変わらずの見つめる目の鋭さと分析力。わかりやすく感心して読みました。 集団的自衛権という拡大解釈がまかり通ろうとする昨今。生きていたらどのような評論を書いただろうなぁ。
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