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カムイ伝講義 ちくま文庫
1,210円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2014/05/10 |
| JAN | 9784480431776 |
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カムイ伝講義
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カムイ伝講義
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商品レビュー
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白戸三平の長編劇画『カムイ伝』は舞台は江戸時代初期、非人・農民・武士の3人の少年が主人公である。 著者は法政大学社会学部で江戸時代の講義をする際、『カムイ伝』を取り上げ、その視覚的要素を大いに活用し、様々な江戸のテーマを導き出しまとめた。特に人口の80%が農民だった江戸時代の...
白戸三平の長編劇画『カムイ伝』は舞台は江戸時代初期、非人・農民・武士の3人の少年が主人公である。 著者は法政大学社会学部で江戸時代の講義をする際、『カムイ伝』を取り上げ、その視覚的要素を大いに活用し、様々な江戸のテーマを導き出しまとめた。特に人口の80%が農民だった江戸時代の「百姓」の資料として、また、農村や海山の人びとの暮らし、子どもや女たち、武士様々な階級の人々が描かれている。 改めて江戸時代と現代の共通点と問題点を考えずにはいられない。 ちなみに「カムイ」はアイヌ語で神のこと。(幸)
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僕がこの本に出会ったのはとある町の古本屋で、今回この記事を書くために入手して再読していると当時のことがありありと思い出されてきて、少し複雑な気持ちになりました。カムイはやはり、今も我々の近くにいます。 僕がこの本に出会うきっかけとなったのは2009年に仕事などの関係で1カ...
僕がこの本に出会ったのはとある町の古本屋で、今回この記事を書くために入手して再読していると当時のことがありありと思い出されてきて、少し複雑な気持ちになりました。カムイはやはり、今も我々の近くにいます。 僕がこの本に出会うきっかけとなったのは2009年に仕事などの関係で1カ月ほど東京に滞在していた時、住んでいた場所の近くにあった図書館で貪り読んでいた白戸三平の『カムイ伝 全集』(小学館)がきっかけでした。 本編の『カムイ伝』と平行してとある古本屋で本書を見つけ、今回記事を書くために入手して再読してみました。あまりここでは触れませんが、当時、自分の身に降りかかったさまざまな出来事を思い出してしまい、ページをめくりながら少し複雑な気持ちになってしまいました。 その内容は衝撃的でした。漫画という表現媒体を通してここまで差別や階級闘争を徹底して描けるものなのかと。その合間合間に詳細に描かれる人々の生活や産業、商業にかかわるさまざまな『知恵』にも本書では深く言及されていて、僕は打ちのめされたことを覚えています。 しかも何十年も前の作品であるという事実も信じられませんでした。当然、今以上に検閲も激しかったはずにも関わらず…。さらに驚いたのが、こんにちの格差社会のことを暗示するかのような『お上』とのすさまじいまでの階級闘争が描かれてあったことでした。 本書の基になったものは大学の講義としてまとめられたもので、百姓がただ単に農作業に従事していただけではなく、蚕を育てて糸を作っていたり、商人と提携して流通の経路を広げようとしたり、一揆によって、自分たちの意見を『上』に通そうとするなどの多様な『生き方』をこの本を読んで理解を深めることが出来ました。 本編の漫画を読んだあとだとさらに理解は深まるかと思いますが、先に本書を読んでから漫画を読んでも、面白いかと思われます。 ※本書は2014年、筑摩書房よりちくま文庫として再刊されました。
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白土三平の「カムイ伝」を手掛かりとして、江戸時代の社会、経済を知り、考える好書。特に、農民や被差別民など社会の下層の人々について新鮮な視点から記述されている。とは言え、もともとが大学学部の講義とゼミで使われた内容なので、わかりやすく書かれていると思う。 後書きで、この本の一部...
白土三平の「カムイ伝」を手掛かりとして、江戸時代の社会、経済を知り、考える好書。特に、農民や被差別民など社会の下層の人々について新鮮な視点から記述されている。とは言え、もともとが大学学部の講義とゼミで使われた内容なので、わかりやすく書かれていると思う。 後書きで、この本の一部は内原英聡さんという学生の方が書いたものを使っているとのこと。この内原さんは、現在沖縄県石垣島で市議会議員を務めているらしい。 なお、あえて疑問を呈したいのはサンカについての記述で、三角寛の著作から引用を無批判的に使うのはどうか、という気がする。
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