商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/05/09 |
JAN | 9784167901103 |
- 書籍
- 文庫
沈む日本を愛せますか?
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沈む日本を愛せますか?
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
渋谷陽一が編集長を務める雑誌『SIGHT』に連載された、2009年4月から2010年8月までの内田樹と高橋源一郎の対談を収録しています。 自民党から民主党への政権交代がおこった時期の政治状況について、とくに日本人の心性にまで立ち返って考察がなされています。「文庫版まえがき」で内...
渋谷陽一が編集長を務める雑誌『SIGHT』に連載された、2009年4月から2010年8月までの内田樹と高橋源一郎の対談を収録しています。 自民党から民主党への政権交代がおこった時期の政治状況について、とくに日本人の心性にまで立ち返って考察がなされています。「文庫版まえがき」で内田が述べているように、本書で「命脈が尽きた」と言われている自民党がたちまち政権に返り咲いたことなど、対談のなかで示されている見通しには外れているところも多くありますが、それにもかかわらずおもしろく読めてしまうところが、本書の長所でもあり、また問題点でもあります。 政治を語る既存のことばに頼るのではなく、思いもかけない方向へと議論を掘り下げていく内田と高橋の話芸には感嘆するほかありませんが、それは現実の政治の動きから議論が逸れていって、日本文化論的な領域へと話が落とし込まれてしまっているところには、どうしても警戒感をいだいてしまいます。
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この人たちの話を読んでいると、政治が面白いような気になるから不思議だ。 民主党が政権を取った辺りでは、本当に期待値が高かったんだなあ。結果は…惨憺たるものだけども。
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少し前の本だけど、内容は今の日本に通じるところが多いと思った。 ・日本語はロジカルになれない ・日本の政党には理念がない ・自民党は頑迷な夫、国民は妻 ・国民は本来内閣を作っているはずなのに、傍観者と化している ・日本の真の主権はアメリカ
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