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これでわかったビットコイン 生きのこる通貨の条件
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これでわかったビットコイン 生きのこる通貨の条件

斉藤賢爾(著者)

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これでわかったビットコイン 生きのこる通貨の条件

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太郎次郎社エディタス
発売年月日 2014/04/25
JAN 9784811807720

これでわかったビットコイン

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商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2018/04/07

2018年4月7日読了。ビットコインに関する2014年時点での解説書。薄い本で巻末は技術解説であり、完全な素人向けではないが読んで色々理解できるところもあった。著者のスタンスは「ビットコインの設計思想には不備があり不完全な通貨と言えるが、将来的にブロックチェーンの技術が活用されて...

2018年4月7日読了。ビットコインに関する2014年時点での解説書。薄い本で巻末は技術解説であり、完全な素人向けではないが読んで色々理解できるところもあった。著者のスタンスは「ビットコインの設計思想には不備があり不完全な通貨と言えるが、将来的にブロックチェーンの技術が活用されていくことは間違いない」というものか。「仮想通貨」の呼称が正しくないこと(円やドルも「実通貨」とは言えず、貨幣そのものが「仮想」の要素を持っている」、自由を志向するビットコインが結局中央集権的な強大な力を呼び込む設計になっていること、ビットコインは富の集中化を招き、格差の拡大を助長するのみで現行貨幣の問題を解決できないこと、ネット接続が前提となるため実店舗での使用はプリペイドカードなど別の仕組みがないとできないこと、ビットコインに価値があり将来的に価格が上昇するのであれば誰も決済に使用しない、という貨幣としての欠陥があること…。問題やリスクを挙げればきりがない、ということか。推進派の意見や本も見てみたい。

Posted by ブクログ

2018/02/01

従来の通貨の概念を360度変える」 その通りで、元に戻って、中学生にもわかるといいながら、理解できなかった。4年前の本で、実現前の理想論かな。その後の現実の動きがあり、紛失騒ぎがあり、投機目的化しており、4年の時間のずれを感じる。

Posted by ブクログ

2017/07/30

2014年の本ですがこれからビットコインについて知りたいという人には十分役に立ちます。本書は「入門編」「使い方編」「そもそも編」「しくみ編」の4部で構成されています。この中で「そもそも編」ではビットコインに否定的な意見を持つ筆者の視点を知ることが出来ます。「通貨とはなにか」につい...

2014年の本ですがこれからビットコインについて知りたいという人には十分役に立ちます。本書は「入門編」「使い方編」「そもそも編」「しくみ編」の4部で構成されています。この中で「そもそも編」ではビットコインに否定的な意見を持つ筆者の視点を知ることが出来ます。「通貨とはなにか」について自分なりに考える良いきっかけになりました。 特に、発行数上限が近づくにつれて希少性が上がり「先行者有利」なまま「持てる者」と「持たざる者」の格差が指数関数的に広がっていく現状のビットコインの設計については、「これが本当に最善なのか」今一度じっくりと考えないと行けないのではないかと思いました。この辺りの「より良い通貨」の設計というテーマについては岩村充教授の『中央銀行が終わる日: ビットコインと通貨の未来』でより詳細に議論されているのでこちらも一緒に読むと面白いです。 PoW等の仕組みについてさらに詳細に知りたい方には大石哲之さんの『ビットコインはどのようにして動いているのか?』(Kindle本)がオススメです。

Posted by ブクログ