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小説・秒速5センチメートル MF文庫ダ・ヴィンチ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2012/10/01 |
JAN | 9784040666495 |
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小説・秒速5センチメートル
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小説・秒速5センチメートル
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 「桜の花びらの落ちるスピードだよ。秒速5センチメートル」。いつも大切なことを教えてくれた明里、彼女を守ろうとした貴樹。二人の恋心の彷徨を描く劇場アニメーション『秒速5センチメートル』を監督自ら小説化。 【感想】 恋って歳を重ねていくごとに形が変わっていくけれど、それでも相手を想う純粋な気持ちは変わらないんだなあと思った。そして、ひとを愛することの難しさも、反対にひとを愛することの幸福感も、どちらも恋は持ち合わせているんだなと感じた。
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映画がほぼ心理描写ばかりでまあ小説になると少し読み辛いし淡々と話が進んでいくからあまり好きにはなれなかった。多分何気ない台詞が含まれた漫画版が完成された形だと思う。心理描写ばっかりだと小説というよりエッセイぽいからやはり会話は必要だとこれを読んで思った。 新たらな発見は結局二人は...
映画がほぼ心理描写ばかりでまあ小説になると少し読み辛いし淡々と話が進んでいくからあまり好きにはなれなかった。多分何気ない台詞が含まれた漫画版が完成された形だと思う。心理描写ばっかりだと小説というよりエッセイぽいからやはり会話は必要だとこれを読んで思った。 新たらな発見は結局二人はすれ違いだけど目を見て会えたということぐらいでした。あと二人の手紙の内容であかりの「ずっと絶対好きです」は何気ない文の筈なのになにか美しいと感じてしまった。この主人公はあんないい女の子と交際できただけで幸せじゃないだろうか? 最後の「前に進もうと思う」って一文は一体どっちに行こうとしたのだろうか? 彼女の方なのか今の進んでいた道の方なのか?振り向いてるのは彼女方だししかし心理的な考えだったら「人生前に進もう」だと思うしまあ映画では自分の進んでいた道だったと思うので後者だと思う。 しかし何人もの女性と交際できるだけで幸せなのに贅沢な主人公にはあまり感情移入できずにもやもやするだけで後悔した。 やはりアニメーションをたのしむアニメにそこまでなにかを求めてはいけないと分かった気がした。
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数年前に映画を観たんだけども、そのときの記憶がごっそり抜け落ちていることに気がついて、どうせなら小説版でも、ということで読んでみた。 なんと形容していいのか、この読後感。ほろ苦いような、甘酸っぱいような。 直近にアドラーの心理学の本を読んで、過去など存在しない、人生は連続した点であり、その瞬間瞬間を人は生きているという考え方に触れて、まあなるほどなとか思っていたけど、貴樹や明里が共有したような美しい過去があったとしたら、それまでもなかったことにはしたくないよな、と。今、ふとした瞬間にでも、過去から救われることもあるだろうから。 個人的にはコスモナウトが好きだったかな。言えない片想い。切なさ。いいねぇ。 映画と小説は相互補完の関係とのことなので、また映画も観てみたい。
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