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うわさとは何か ネットで変容する「最も古いメディア」 中公新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2014/04/25 |
| JAN | 9784121022639 |
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うわさとは何か
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うわさとは何か
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商品レビュー
3.1
13件のお客様レビュー
うわさや風評被害はメディアの特性に大きく関係していた。 2014年出版なので、少し古い感はあるけど、うわさ・流言の特質はとてもよくわかる。 たくさんの参考文献を紹介しながら、わかりやすく書かれていた。 デマやうわさに惑わされないには、自分ごととして考えられる想像力。 新型コロ...
うわさや風評被害はメディアの特性に大きく関係していた。 2014年出版なので、少し古い感はあるけど、うわさ・流言の特質はとてもよくわかる。 たくさんの参考文献を紹介しながら、わかりやすく書かれていた。 デマやうわさに惑わされないには、自分ごととして考えられる想像力。 新型コロナで混乱している今にぴったりの本だった。
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口裂け女に代表されるような都市伝説も含めた「うわさ」という真偽の不確かな「インフォメーション」について説明を試みた一冊。 こう言ってはなんだが、「口裂け女が存在しないことを証明せよ」となったところで証明することは不可能である。 それを踏まえずに「普通に考えていないだろう」や「元...
口裂け女に代表されるような都市伝説も含めた「うわさ」という真偽の不確かな「インフォメーション」について説明を試みた一冊。 こう言ってはなんだが、「口裂け女が存在しないことを証明せよ」となったところで証明することは不可能である。 それを踏まえずに「普通に考えていないだろう」や「元々はXXで作られた話が拡散して」「新聞にうわさとして書かれているので」という「うわさの起源」を出典を引いて説明して「居ない」ことを証明してしまっている点で「うわさ」を「うわさ」から外せていない。 いわゆる「道具立てに失敗している」状態か。 とにかく全体的に道具が甘い。例えば「海外旅行中に起きた誘拐犯罪に関するうわさ」というのが紹介されているのだが、これを渡航者数の増加だけで説明してしまう。本来は被害に遭った数の増減、例えば「行方不明者数」が重要で、これがゼロであれば「根拠のないうわさ」で、一定数が存在すれば「事実を元にした作り話」としての「うわさ」として説明がしっくり出来そうなものだが、その「普通に考えて当たり前」の数字をすっ飛ばして「それはただのうわさです」と結論ありきで書かれているので読んでいて辛い。説明自体がただの「うわさ」に感じる。 「うわさ」というものがどういったもので、どのように拡散して行くのかという機械的な仕組みは一通り説明してあり、この点では読む価値はあるのかもしれないけど、こんなん中公から出す意味あるのか。
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戦時中に流行ったうわさや、 70年代にはみんなが知っていた口裂け女のうわさ、 銀行破たんのうわさから、当て逃げ集団のうわさ、 ワンギリで大金の請求がくるといううわさなどなど、 一度は耳にしたことのある、 そして、もしかすると、 いまでもそれは本当だったのだ、 と記憶しているようなものまでを扱って うわさを見ていくような本です。 全6章からなっており、 最後の6章目は現代に入ってからの、 込み入っていて、そして身に覚えのある身近なうわさの メカニズムを解いていくような内容になっています。 とはいえ、うわさの起こる動機など、 うわさが生じるときの精神分析的な解析は行われていません。 精神学的というよりは、心理学的で社会学的な性格の論考でした。 著者はケータイなどのコミュニケーションについて、 学識に優れているひとらしく、 インターネット以後のコミュニケーションについての解説が、 わかりやすく深かったです。 たとえば、メールの非同期性と記録性といった面から、 メールの情報を伝えるメディアとしての性質、 そして、メールでのコミュニケーションの性質をあかるみに出し、 そういった面から、うわさの発生の仕方、 伝達の仕方などを解いていく。 インターネットの場合でも、 その記録性や、増殖性、などを見ていって、 うわさの伝達、発生、終息までを解いていきます。 そういうところは一番おもしろかったです。 ただ、本書の大半は、インターネット以前のうわさについてのものでもあり、 そこらあたりに物足りなさを感じる人もいるかもしれない。 しかし、うわさというのは、ただ情報を伝えるばかりではなく、 ひととのコミュニケーションのネタとして役立つ面があったり、 「おわりに」で書かれているように、 ___ 情報であると同時に、事実性を超えた「物語」である。 ___ ということでもあるようです。 本書半ばでは、 コミュニケーションは、道具的な面と自己目的的な面とがあると 教えてくれるところがあります。 道具的な面とは、情報の伝達としての役割を意味し、 自己目的的な面とは、情報の中身など実はどうでもよくて、 なにか言葉を交わし合うこと自体、その行為に意味があるということでした。 この自己目的的な面については、 T・カポーティが『草の竪琴』で書いた言葉、 (これはこのブログで何度か紹介していると思います) ___ 話の内容というのはさして大切なものではないんです。 大切なのは、信頼をもって話し、共感を抱いてそれを聞く、 そこにあるんですよ」 ___ が、如実にその意味するところを表現しています。 また、本書では、うわさとともに、 終盤では風評被害についても扱っています。 0と1という分け方でリスクをみるのではなくて、 0と1のあいだのグラデーションでリスクをみるという あいまいさに対する耐性が大事だという結論で、 興味のある方はぜひ読んでほしいところです。 デマ、都市伝説、ゴシップ、流言…。 いまなお、そしてきっとずっと未来まで、 そういったものがつきないのが、 人の世なのかもしれません。 こういう本を読むことで、 ちょっと引いた感覚で、 これからは口コミの話題に触れるようになれるかもしれない。 翻弄されすぎないために、知っておきたいこと、 ですよね、この分野って。
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