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とうほく方言の泉(上) ことばの玉手箱 河北選書
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とうほく方言の泉(上) ことばの玉手箱 河北選書

小林隆(著者), 志村文隆(著者)

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とうほく方言の泉(上) ことばの玉手箱 河北選書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河北新報総合サービス出版センター
発売年月日 2013/09/01
JAN 9784873412948

とうほく方言の泉(上)

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2014/07/28

「東北全般の方言」について、五十音順で三冊にまとめたものの第一巻。ア~コまでを収録。 オタマジャクシの地域呼称『ゲラコ』の解説が最も端的で痛快。共通語の『オタマジャクシ』の語源が”玉杓子”からの比喩的表現であることを示した上で、「東北ではそうした暗示的な呼び方は好まれない(p....

「東北全般の方言」について、五十音順で三冊にまとめたものの第一巻。ア~コまでを収録。 オタマジャクシの地域呼称『ゲラコ』の解説が最も端的で痛快。共通語の『オタマジャクシ』の語源が”玉杓子”からの比喩的表現であることを示した上で、「東北ではそうした暗示的な呼び方は好まれない(p.267)」と断言しきる。 擬声語(オノマトペ)的な直截的表現と、女房言葉由来の隠喩的表現が、地域と時代の影響を受けながら東北の各地に散在する。それに影響を与えた上方・江戸のトレンドを踏まえながら、東北方言を紹介していく。 東北外の人間にとっては、ある意味で新鮮で、ある意味で懐かしい。 なお、同著は東日本大震災以降に編纂された一冊。 「日本の中の東北」というものを、今の東北がどう捉えようとしているのか、その意識の一端が垣間見られる一冊。

Posted by ブクログ

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