商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 花伝社/共栄書房 |
発売年月日 | 2014/04/07 |
JAN | 9784763406989 |
- 書籍
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オルタナティブロックの社会学
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オルタナティブロックの社会学
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
社会学の観点からグランジ以降のオルタナティブロックを論じた本。 なんとも堅そうな印象を受けるかもしれないが、著者は社会学者である前にロックが大好きなようで、それが文面から伝わってくるところがとても好ましいと思った。 47歳くらいの人のようですが、90年代以降のロック、テクノ、...
社会学の観点からグランジ以降のオルタナティブロックを論じた本。 なんとも堅そうな印象を受けるかもしれないが、著者は社会学者である前にロックが大好きなようで、それが文面から伝わってくるところがとても好ましいと思った。 47歳くらいの人のようですが、90年代以降のロック、テクノ、ヒップポップなんかについての知識も素晴らしいです。 オルタナティブロックがどのようにメインストリームになったのが、その受け皿が白人であるという事実、などとても興味深く読めました。 すごく読みやすい文章だし、マイブラを絶賛からエフェクターについてやPAについてまでと、とても勉強になりました。 僕にとって最も大切なものであるロックについて、改めて違って視点から考察出来る素晴らしい本でした。
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カート・コバーンの死とグランジの終了でロックが変質したそうだ。 しかし、ニルヴァーナがDCパンクをルーツにしている点が全く抜けているのが残念だった。まるでカート・コバーンがエルビスから続く伝統的なロックの終焉と供に死んだような仮説は大雑把すぎると思ったが社会学的な観点だとそうなる...
カート・コバーンの死とグランジの終了でロックが変質したそうだ。 しかし、ニルヴァーナがDCパンクをルーツにしている点が全く抜けているのが残念だった。まるでカート・コバーンがエルビスから続く伝統的なロックの終焉と供に死んだような仮説は大雑把すぎると思ったが社会学的な観点だとそうなるのだろう。
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ここ半世紀程度の音楽史や、音楽そのものの変遷、を世界的あるいは国内という視点で社会文化事情から考察したものであるが、何となく感じていたことがある程度確からしい(社会学という学問の性質上断定は難しそうだ)レベルで記されており良著だと感じた。 僕たち社会内存在がこの情報化社会の中で自...
ここ半世紀程度の音楽史や、音楽そのものの変遷、を世界的あるいは国内という視点で社会文化事情から考察したものであるが、何となく感じていたことがある程度確からしい(社会学という学問の性質上断定は難しそうだ)レベルで記されており良著だと感じた。 僕たち社会内存在がこの情報化社会の中で自己を確立するにあたって、ロックとやらと、はたまた音楽とどう付き合っていくのか、それを考え直す上でのエートスとでもなるのではないか。音楽にハマり始めている人にはそれくらい読む価値があるものだと思う。 十分に詳しい人は逆に面白くないかもしれないし、全く音楽に興味がない人は知らない言葉や名前が多すぎてつまらないかなと。 何にしても読むのにとても疲れた。
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