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民主主義って本当に最良のルールなのか、世界をまわって考えた
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民主主義って本当に最良のルールなのか、世界をまわって考えた

朝日新聞「カオスの深淵」取材班(著者)

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民主主義って本当に最良のルールなのか、世界をまわって考えた

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2014/04/05
JAN 9784492396032

民主主義って本当に最良のルールなのか、世界をまわって考えた

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商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2019/09/04

教科書的な政治の枠組みでは理解できない、現代の様々な政治的な出来事を、うまく読み解いていると思う。もちろん、もとは新聞記事なので「深淵」までたどりつけているわけではないが、現代の政治状況を考える上での新たな視点は提供できていると思う。特に、多くの事例を点描しつつ、市場と民主主義の...

教科書的な政治の枠組みでは理解できない、現代の様々な政治的な出来事を、うまく読み解いていると思う。もちろん、もとは新聞記事なので「深淵」までたどりつけているわけではないが、現代の政治状況を考える上での新たな視点は提供できていると思う。特に、多くの事例を点描しつつ、市場と民主主義の関係について考えていく第3~5章がおもしろかった。

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2016/12/08

2016.12.07読了。 政治と経済の均衡を問うた点が特に興味深かった。国境を越えてグローバルに展開する金融市場、知能、それに対しナショナルな政治。相反するこれらを両輪に国家を運営している以上、この歯車を同等にバランスよくまわすことが重要であるが、現状それが益々難しくなってい...

2016.12.07読了。 政治と経済の均衡を問うた点が特に興味深かった。国境を越えてグローバルに展開する金融市場、知能、それに対しナショナルな政治。相反するこれらを両輪に国家を運営している以上、この歯車を同等にバランスよくまわすことが重要であるが、現状それが益々難しくなっている。私たちはこの現状にどう対応するのが最善か、問題提起を主軸にした一冊である。

Posted by ブクログ

2016/01/29

朝日新聞のカオスの深淵を再編集したもの。朝日新聞の出版部からの刊行でないということは、当時それなりに社内で物議をかもしたのだろうと思われる。若手記者が中心となり、民主主義とグローバリゼーションを問い直す作業は、社の論調に対する疑義とも見られるだろうし、その中でよくこれだけのものが...

朝日新聞のカオスの深淵を再編集したもの。朝日新聞の出版部からの刊行でないということは、当時それなりに社内で物議をかもしたのだろうと思われる。若手記者が中心となり、民主主義とグローバリゼーションを問い直す作業は、社の論調に対する疑義とも見られるだろうし、その中でよくこれだけのものができたなと思う。 以下の観点をコラム形式で日本の小さな村か世界国や地域の事例を紹介し、考える形式。本当に読みやすい。 ・民主主義の問題解決力 ・選挙の代表に任せる危うさ ・債務と民主主義(市場との関係性) ・税の在り方 ・選挙結果と民意 ・エリートの在り方 ・民主主義の空疎さ 以下のことがとくに面白かった。 ・50年無投票でうまく自治や経済が回る姫島 ・市場の安定が優先され、民主主義的手続きや責任があいまいにされる現状の問題 ・政治が道徳的に中立であろうとする欺瞞を続けたがゆえに、市場に道徳が飲み込まれているというサンデル教授の指摘。 ・ハンガリーやドイツにおける子供に選挙権を与えようというドメイン投票方式の検討 ・自分にもっと課税すべきだと発信する富裕層

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