日中食品汚染 文春新書

高橋五郎【著】

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2014/03/20
• JAN: 9784166609628

商品レビュー

2014/09/18

食品に限らず便利を殊更に追求することを止めなければこの手の問題は解決しない。ただSkypeのダウングレードは出来ても人間のダウングレードは実質的に無理な話。日に日に複雑化するのは食品だけではない。あらゆる複雑さに対応しようと思えば必然と効率化は必須になる。結局悪循環。

2014/09/09

【背筋も凍る現実を直視せよ】危険な農薬、正体不明の加工品、杜撰な管理体制。日中同時に進む食品汚染の実態と業界のからくりに現地事情に精通した研究者が迫る。

2014/07/26

中国の優良企業が使用期限切れの鶏肉を使ったチキンナゲットを日本に大量輸出していたとして、連日、新聞、テレビで大きく取り上げられている。
「日中食品汚染」タイトルを見ただけで内容が想像できる。生唾ゴクリでページを捲った。聞きしに勝る中国食品の汚染の実態がこれでもかといわんばかりに列挙。地上汚染、地下汚染、既にありとあらゆるところが汚染されている。生産者自身が、こんなもの食えないと言い放つ代物を平気で輸出している。それでも冷凍食品をはじめとして多くの製品が中国頼みになっている日本の食品業界。エキスやスープになってしまえば原材料も産地も不明。もはや防御のすべはない。恐るべき中国食品は何の規制もなく日々上陸している。