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桜は本当に美しいのか 欲望が生んだ文化装置 平凡社新書723
946円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2014/03/17 |
JAN | 9784582857238 |
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桜は本当に美しいのか
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桜は本当に美しいのか
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商品レビュー
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8件のお客様レビュー
古典であれ、近代であれ、もちろん、現代にしても、短歌なんてほとんど読むことはないのだけれど、確か春日井健という歌人の弟子で、水原紫苑という、ちょっと幻想的な短歌を詠む人がいるなあ、とか思って過ごしていて、ふと年齢を調べると、自分と大差ないことに驚きました。 わらふ狂女わらはぬ...
古典であれ、近代であれ、もちろん、現代にしても、短歌なんてほとんど読むことはないのだけれど、確か春日井健という歌人の弟子で、水原紫苑という、ちょっと幻想的な短歌を詠む人がいるなあ、とか思って過ごしていて、ふと年齢を調べると、自分と大差ないことに驚きました。 わらふ狂女わらはぬ狂女うつくしき滝の左右に髪濡るるかも 白鳥はおのれが白き墓ならむ空ゆく群れに生者死者あり なんていう作品は「いいなあ」と思ったことがありましたが、ちゃんと読んだわけではありません。 その歌人の「桜論」でした。新古典派らしく、万葉・平安から説き起こし、現代短歌、ひいては、現代歌謡まで、勉強になります。 コロナ騒ぎの中100日で100冊紹介するという遊びを、「#100days100bookcovers」としてフェイスブックでやってますが、そこで紹介した記事をブログにのせてます。覗いていただけると嬉しい。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202011300000/
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奥付を見ると2014年なのでもう6年も読み止しの状態であったのだと驚いた。 購入してすぐ第6章「和泉式部と桜への呪詛」までを読み、第7章「『新古今集』と桜の変容」に入る前に一端本を置き、そのままにしてしまった。それは新古今集、そして西行へと続く部分を読むのが楽しみにとっておきたく...
奥付を見ると2014年なのでもう6年も読み止しの状態であったのだと驚いた。 購入してすぐ第6章「和泉式部と桜への呪詛」までを読み、第7章「『新古今集』と桜の変容」に入る前に一端本を置き、そのままにしてしまった。それは新古今集、そして西行へと続く部分を読むのが楽しみにとっておきたくなったからだということを思い出した。読んでいたのは夏であった。だから、特に西行の部分は桜の季節になったら読もう、と思ったことを覚えている。そして、そのまま忘れてしまっていた。 どうも、宣長のあたりからページを繰る手が重くなった。つまらない、というよりも、どうでもよい、という感じであった。桜ソングについては、引用された歌詞を目で追うのが辛かった。 自分の興味関心の多寡による感想でしかないことは、レビューを書いている自身でよく分かっている。 小野小町の花は桜なのだな、と改めて思わされた。卒塔婆小町への思いがあるせいだと思うが、小野小町に桜の華やかさはふさわしく感じるが、その衰えに桜のスピード感が合わないように思っていた。小野小町には長雨にゆっくりとくたしていき花のイメージが、私にはある。 桜は西行までの桜、定家からの桜とするか、新古今集と花伝書の間に変化を見るか、考えてみたくなった本であった。
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読んだ。「桜=美しい」にみられるような固定観念に興味があった。前半部は桜に対する印象の変化を追っており良いが、後半部は推測が多くなり話が逸れてる気がする。でも面白かったです!
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