商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/03/07 |
JAN | 9784167900502 |
- 書籍
- 文庫
海遊記
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海遊記
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
海路でインドに渡った唐代の僧侶、義浄を主人公と知って、読んでみたいなあ、と思っていた。 きかん気の子ども、文明が、仏門に入り、一本気な性格ゆえに、苛烈なほど仏道を追い求める青年僧侶、義浄となっていく。 そして、格式を重んじて、玄奘の教えを秘密にし、貧しい人を救うこともない大慈恩...
海路でインドに渡った唐代の僧侶、義浄を主人公と知って、読んでみたいなあ、と思っていた。 きかん気の子ども、文明が、仏門に入り、一本気な性格ゆえに、苛烈なほど仏道を追い求める青年僧侶、義浄となっていく。 そして、格式を重んじて、玄奘の教えを秘密にし、貧しい人を救うこともない大慈恩寺に反発する。 法と論だけがもたらされ、戎と律がないと、天竺行きを発願する。 仲間の僧侶に裏切られたり、妨害されたり、すったもんだの末、波斯のアドラー号に乗り、出帆。 と思ったら、海賊船に追い回されたり、仏陀の生まれ変わりを自称する妖怪と対決したり。 海の声を聴くことのできる少女が出てきたりと、ファンタジーの要素もあり、血沸き肉躍る乱闘あり。 このあたりは、やはり仁木さん。 が! なんと義浄はまだ天竺に至らないのに、物語は終わってしまう。 帰ってくるまでのことを描くのかと思っていたから、ちょっと肩透かしを食らった感がある。 続編はあるのかなあ? まあ、楽しく読めたので良しとしようか。
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西遊記の海バージョンだぁ! お坊さんになるために生まれてきたような、男の子 玄奘三蔵に会いたかったが かなわず 海路で 天竺を目指すお話でした。 いろんな 困難を乗り越え旅をするのですが 最後はかなり グロテスクな話になっていました。 西遊記もこんな感じだったのかしら?
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【幻術あり、海賊ありの破天荒な天竺行】三蔵法師より危険な海路で天竺をめざした変わり者の僧・義浄。波乱万丈の取経の旅を史実とファンタジーを巧みに織りまぜた冒険譚。
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