商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2014/03/05 |
JAN | 9784087715330 |
- 書籍
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ぼくの守る星
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ぼくの守る星
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商品レビュー
3.8
27件のお客様レビュー
「本当は水中で必死に水を必死にきている水鳥みたいに、見えないところで誰よりも、もがいていたということだろうか」。(89ページ) ディスレクシアという「特徴」のせいで、普通の学生生活を必送っているふりを必死にしている主人公。苦しんでいるのに、自分より他人を心配出来るのが彼の「特技...
「本当は水中で必死に水を必死にきている水鳥みたいに、見えないところで誰よりも、もがいていたということだろうか」。(89ページ) ディスレクシアという「特徴」のせいで、普通の学生生活を必送っているふりを必死にしている主人公。苦しんでいるのに、自分より他人を心配出来るのが彼の「特技」。 周りの人間も、人知れず苦しんでいること、悩んでいることがあるけれど、 一生懸命に前を向いて歩んでいく。そんな物語り。
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※このレビューにはネタバレを含みます
中2男子の主人公は、自分がディスクレシア である事を 周りに気づかれないように、毎日気を張って生きている。 夢のような希望の言葉にすがる母と、 見て見ぬふりの何もしない父。 幼い娘を亡くして喪失感を抱えた両親に育てられた同級生、 障害を持つ弟と無理心中しようとした母と二人で暮らす少女。 それぞれが出口の見えない不安に潰されそうになりながら足掻いている。 その中で、ごく自然に、主人公の男の子が、自分が生まれた意味、生きる理由を見つけていく。じんわりとあたたかい読後感。 中高生やその親に読んでほしいなー。
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もし自分の子どもに障害があったら、苦しいだろうなあ。受け入れられるまでは。学習障害のある男の子を中心に、本人、母親、友人、父親などの思いが浮き彫りになっていく。みんな苦しそうだ。でも彼の存在に助けられている友人もいる。最後には彼にも守りたい存在ができる。お互いに守り、守られ、人は生きているんだなあ。 彼のお母さんに伝えたい。できないことを無理に隠そうとしなくていいんです。彼の思いに寄り添ってあげるだけでいいんです。彼は生きる力を持っています。お母さんはもっと堂々と胸を張って生きてください。
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