商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | BL出版 |
発売年月日 | 2014/02/10 |
JAN | 9784776406488 |
- 書籍
- 児童書
ベルナルさんのぼうし
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ベルナルさんのぼうし
¥1,650
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商品レビュー
4.4
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
始めはキツツキだけだったのにたくさんの小鳥たちがやってきて帽子もどんどん伸びていく様子がユーモラスだ.鳥たちが越境しベルナルさんも冬眠して,目が覚めたら帽子が大きく育っていて鳥たちも戻ってきてみんなハッピー.
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独りぼっちのクマのベルナルさんの帽子に、キツツキが巣を作り、住人(いや、住鳥?)が増えると帽子が高くなっていく! だから「巣を作るのにちょうどいいところ」と言ったの? 小枝も生えましたけど? 鳥たちと仲良く過ごすベルナルさんも、去った鳥たちを気にするベルナルさんも、微笑ましいで...
独りぼっちのクマのベルナルさんの帽子に、キツツキが巣を作り、住人(いや、住鳥?)が増えると帽子が高くなっていく! だから「巣を作るのにちょうどいいところ」と言ったの? 小枝も生えましたけど? 鳥たちと仲良く過ごすベルナルさんも、去った鳥たちを気にするベルナルさんも、微笑ましいですね。絵もデリケートで美しく、部屋にキノコが生えたり、ブラシに草の芽が出たりする不思議なアイテムがそこここに描き込まれているので、ラストの、木になっちゃった帽子には納得、感動です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
くまのベルナルさんには、友だちがいない。 いつもひとりぼっちだけど だれにもうるさくかまわれることのないくらしは、気楽でいいと思っていた。 ベルナルさんの楽しみはお気に入りのぼうしをかぶって散歩に出ること。 ある日、ベルナルさんが昼寝をしていると一羽のキツツキがぼうしに穴をあけ巣を作っていた。 出て行ってくれず、他の鳥まで穴を作ってしまう。 鳥たちが増えるたびにぼうしもどんどん高くなって…。 ひとりが気楽でいいと思っていたが、鳥たちの歌声や楽しげに遊ぶようすを見ているうちにいつのまにか自分も楽しい気持ちになっていた。 季節が変わり、鳥たちの姿も見えなくなったけれど戻ってきたときのためにとエサの用意をしていたが、寒い冬が来るとベルナルさんも深い眠りに落ちてしまったが、春になるとまたみんながもどってきた。 たったひとつのぼうしにこんな面白くて楽しい物語が広がっているなんて想像できなかった。 ひとりがいいと思っていても誰かといっしょのほうがもっと楽しいってことを知り、季節の移り変わりも知れば待ち遠しい気持ちになることもわかる。 ラストは、ベルナルさんのぼうしが一本の大きな木になっていた。 あれれ…もうかぶることはできない。 だけどいつでも近くに鳥たちはいる。
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