ベルナルさんのぼうし の商品レビュー
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始めはキツツキだけだったのにたくさんの小鳥たちがやってきて帽子もどんどん伸びていく様子がユーモラスだ.鳥たちが越境しベルナルさんも冬眠して,目が覚めたら帽子が大きく育っていて鳥たちも戻ってきてみんなハッピー.
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独りぼっちのクマのベルナルさんの帽子に、キツツキが巣を作り、住人(いや、住鳥?)が増えると帽子が高くなっていく! だから「巣を作るのにちょうどいいところ」と言ったの? 小枝も生えましたけど? 鳥たちと仲良く過ごすベルナルさんも、去った鳥たちを気にするベルナルさんも、微笑ましいで...
独りぼっちのクマのベルナルさんの帽子に、キツツキが巣を作り、住人(いや、住鳥?)が増えると帽子が高くなっていく! だから「巣を作るのにちょうどいいところ」と言ったの? 小枝も生えましたけど? 鳥たちと仲良く過ごすベルナルさんも、去った鳥たちを気にするベルナルさんも、微笑ましいですね。絵もデリケートで美しく、部屋にキノコが生えたり、ブラシに草の芽が出たりする不思議なアイテムがそこここに描き込まれているので、ラストの、木になっちゃった帽子には納得、感動です。
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くまのベルナルさんには、友だちがいない。 いつもひとりぼっちだけど だれにもうるさくかまわれることのないくらしは、気楽でいいと思っていた。 ベルナルさんの楽しみはお気に入りのぼうしをかぶって散歩に出ること。 ある日、ベルナルさんが昼寝をしていると一羽のキツツキがぼうしに穴をあけ巣を作っていた。 出て行ってくれず、他の鳥まで穴を作ってしまう。 鳥たちが増えるたびにぼうしもどんどん高くなって…。 ひとりが気楽でいいと思っていたが、鳥たちの歌声や楽しげに遊ぶようすを見ているうちにいつのまにか自分も楽しい気持ちになっていた。 季節が変わり、鳥たちの姿も見えなくなったけれど戻ってきたときのためにとエサの用意をしていたが、寒い冬が来るとベルナルさんも深い眠りに落ちてしまったが、春になるとまたみんながもどってきた。 たったひとつのぼうしにこんな面白くて楽しい物語が広がっているなんて想像できなかった。 ひとりがいいと思っていても誰かといっしょのほうがもっと楽しいってことを知り、季節の移り変わりも知れば待ち遠しい気持ちになることもわかる。 ラストは、ベルナルさんのぼうしが一本の大きな木になっていた。 あれれ…もうかぶることはできない。 だけどいつでも近くに鳥たちはいる。
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【ひとりぼっち】 くまのベルナルさんはひとりが大好き!お気に入りの帽子を被って今日もおでかけです。 でも、ある日キツツキがやってきて、その帽子に巣を作ってしまった?! キツツキが仲間の鳥を呼び、どんどん増えていく鳥たち。そして不思議とそれに合わせて長くなる帽子。 ベルナル...
【ひとりぼっち】 くまのベルナルさんはひとりが大好き!お気に入りの帽子を被って今日もおでかけです。 でも、ある日キツツキがやってきて、その帽子に巣を作ってしまった?! キツツキが仲間の鳥を呼び、どんどん増えていく鳥たち。そして不思議とそれに合わせて長くなる帽子。 ベルナルさんと不思議な帽子、鳥たちを描いた作品です。 ひとりが大好きって気持ちめちゃくちゃわかります!でもたまにはにぎやかなのも良いですよね!そんな気持ちを代弁してくれるような一冊でした。
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かかかかわいすぎる。。。! 一人がすき、と言いつつ内心さみしがり屋のベルナルさん。 ベルナルさんが鳥さんたちに囲まれて暮らす春。 幸せいっぱいなんだろうな~(*^^*)
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お話だけでなく、どのページも一枚の絵として楽しめる。鳥たちが巣立ってしまった朝、立ち尽くすベルナルさんの気持ちが伝わってきます。
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読み聞かせ。5分。友達のいないクマのベルナルさんの帽子にキツツキが穴をあけ、どんどん鳥たちがふえていく。帽子はどんどん高くなるが、ある日鳥たちがいなくなり…。ふんわりとした優しい絵。冬から春に
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淡い色合いに細かい線。寓話っぽい空気感が良い。 白い帽子が伸びるのが不思議なら、カラフルな顔がのぞく造形が可愛らしい。
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ひとりぼっちのベルナルさんの帽子に鳥たちが住み始めるおはなし どんなに ぼうしを かぶる人が ふえようと 鳥たちは ベルナルさんから はなれようとは しませんでした。 っていうところがすごく好きでした
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長い帽子をかぶったクマがお茶してる表紙。その白い塔のような帽子には小鳥たちが暮らしてる。 ここから物語がふくらんでいくね。 クマのベルナルさんの帽子は最初、普通の帽子なんだけど、鳥が巣をつくるごとにどんどん伸びてくんだ。 読み終えた後に自分もかぶりたくなるファンタジー。でも、ベル...
長い帽子をかぶったクマがお茶してる表紙。その白い塔のような帽子には小鳥たちが暮らしてる。 ここから物語がふくらんでいくね。 クマのベルナルさんの帽子は最初、普通の帽子なんだけど、鳥が巣をつくるごとにどんどん伸びてくんだ。 読み終えた後に自分もかぶりたくなるファンタジー。でも、ベルナルさん以外には見向きもしなかったんだっけ… 鳥の渡りとクマの冬眠もうまく絡んでるし、お家の中にも緑や小さな生き物が共存している世界観も素敵!
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