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ハイエク「新・隷属への道」 「自由の哲学」を考える
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ハイエク「新・隷属への道」 「自由の哲学」を考える

大川隆法【著】

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ハイエク「新・隷属への道」 「自由の哲学」を考える

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幸福の科学出版
発売年月日 2014/01/16
JAN 9784863954250

ハイエク「新・隷属への道」

¥1,540

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2019/03/06
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2019/03/06読了  経済学者ハイエクの霊言。  ・以前から登場しているが、ソクラテスの生まれ変わり。その他、恵果和尚(空海様の師匠)としての転生が明かされる。日本にも転生しており、明治期や江戸後期あたりの「自由人」というヒントが出されたが、その詳細は明かされなかった。  ・ケインズ(前世は秦の始皇帝)経済学はどちらかというと「有事の財政出動」型で、大型の公共事業(万里の長城やピラミッド)を行うことで雇用も創出し経済を潤す。これに対してハイエクは「自由の経済学」つまり個人の領域を拡大して、出来るだけ規制や法律を少なくしようという発想。 ・日本はどちらかというと「お上主義」で、上から言われたことに従う気風がある。加えて、役所としてはケインズの考え方のほうがすきなことが多い。しかし、ケインズは基本「統制経済」で、それは「戦時経済」に親和性が高いものである。一方のハイエクは、「末永い繁栄」のために自由を与えるという発想。(要するに、両者は対立・矛盾するものではなく、使われるべき場面が違う、ということを言いたいのか?)  我が国でも、日銀が「ハイエク」的考え方をとるが、財務省が税収を目当てに「ケインズ」的考えかたをとることが多く、打ち消し合ってしまう。アベノミクスの欠陥。さらに、官僚は「マイナンバー制」で国民の財産の出し入れや海外への逃避をチェックしようとしてますます統制を強めている。  ・民間機関にも貨幣発行の自由を認めるのがハイエク的考え方(本書は2014年。現在2019年は、ビットコインなどが流行した後にマウントゴックスの事件等が起き、若干信用が低下している。その他、PayPayなど多様な決済手段(通貨ではない)が生まれている。)。  ・統制をしくよりも、個人の自由な経済活動によって投資が促され経済が活発化していくことがハイエク的には重要な考え方。  ・言論には反対言論があるが、どちらが勝っても体制を固めてしまい、ゆくゆくは統制をしく「言論狩り」につながる。  ・ハイエク主義は右翼とも左翼とも結びつく側面を持つ。  ・学問と宗教の境界線は難しい。アリストテレスが沢山の学問の基礎をつくるまでは、宗教と学問はある程度一致していた。しかし、現代ではヘーゲルの思想がナチスに援用されたりするし、宗教の「千年王国の思想」「ユートピア思想」が全体主義に転化することもあるので注意が必要である。  ・中国にハイエク思想を入れると「解体する力」が働く。一方で、ハイエク哲学は「すでにあるものを破壊する時にだけ使って、自らが天下をとったら勝手にやる」という思想にも使えるので注意が必要。  ・労働力人口の減少から、移民を入れることは必要である。「特定秘密保護法」はそれの準備としての意味も持つ。  ・優越的な議院である衆議院の解散権が首相にあるという問題点を指摘。これでは首相の権限が上にあるような状況であると批判。最近違憲判決が相次いでいるのも、裁判官が「安倍首相より頭がいい」と思っており、「法律も憲法も勉強していない安倍に一発食わしてやる」と思っていることが一つ原因にある。

Posted by ブクログ

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