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ジーン・ウルフ(著者), 西崎憲(訳者), 館野浩美(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2014/01/27
JAN 9784336057884

商品レビュー

4.1

13件のお客様レビュー

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2024/01/16

こりゃ奇妙奇天烈系ではないか。 大体において解説に数ページも必要な本というのは好きではないのだ。 と言いつつも全く分からんので解説を読んでいるうちに、ふーんなるほどとか思ったりもしたわけで。謎が謎を呼ぶというか、そもそも投げっぱなしなのも多いんだけど、まぁ振り返ってみると挿入され...

こりゃ奇妙奇天烈系ではないか。 大体において解説に数ページも必要な本というのは好きではないのだ。 と言いつつも全く分からんので解説を読んでいるうちに、ふーんなるほどとか思ったりもしたわけで。謎が謎を呼ぶというか、そもそも投げっぱなしなのも多いんだけど、まぁ振り返ってみると挿入されるそれぞれの逸話はそれなりに面白かったなぁと思いつつあるわけで。それらが繋がってるのかどうかは分からんというか理解できなかったけど、総じて実は楽しめたんかもしれんです。

Posted by ブクログ

2019/10/18

「ウィア老人の回顧録」のように私には思えた。でも、感じ方は人それぞれだろう。そもそもウィア氏が年老いているという結論に辿り着くまでにも時間がかかった。そこへもってメインストーリーの途中で、なんの脈絡もなく突然、お気に入りのナイフの思い出が挿入されたり、読んだ本の内容が語られたり、...

「ウィア老人の回顧録」のように私には思えた。でも、感じ方は人それぞれだろう。そもそもウィア氏が年老いているという結論に辿り着くまでにも時間がかかった。そこへもってメインストーリーの途中で、なんの脈絡もなく突然、お気に入りのナイフの思い出が挿入されたり、読んだ本の内容が語られたり、他人視点での話があったり、時間と空間を飛び越えて物語が入り乱れる。訳が分からない。でも嫌いじゃない、むしろ好き。まさに終わることのない物語、読み始めるときはいつも初めての気持ちになれる、そんな作品。時間を置いてまた読みたい。

Posted by ブクログ

2018/11/14

メインストリームだと思って読んでいた。 あとがきではそうではない可能性もあるということだった。 メインストリーム、SF、ファンタジー、そういうくくりはどうでもよくて、 著者がいうようにただ“記憶と物語に関する作品”として受け入れればいいのでは。 ジーン・ウルフは大好きだけれど...

メインストリームだと思って読んでいた。 あとがきではそうではない可能性もあるということだった。 メインストリーム、SF、ファンタジー、そういうくくりはどうでもよくて、 著者がいうようにただ“記憶と物語に関する作品”として受け入れればいいのでは。 ジーン・ウルフは大好きだけれど、 アメリカという国に興味がないから、歴史・私小説的でいまひとつだった。

Posted by ブクログ

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